《IKEA家具の「組み立て代行サービス」開始》

IKEAで家具を購入し、家に帰って思うこと。「あれ、意外と組み立てが大変…」経験、ありません?そんな人たちのニーズに応えるべく、12月1日よりIKEAの家具を熟知した専門スタッフによる「組立代行サービス」が全国でスタートした。このサービス、日常のちょっとした用事を依頼したい人と、空き時間で仕事をしたい人をつなげるスキルシェアアプリ「ANYTIMES」とイケア・ジャパン株式会社が協力し、IKEAでトレーニングを受けた「イケア家具組立認定サポーター」が、リーズナブルな料金で組み立て作業を代行してくれるというシステムだ。「工具がない」「ひとりじゃ無理」といった不安を解消してくれる、シェアリングエコノミー。

 

 

なるほど、これは助かるね。

 

イケアの家具って基本的に自分で組み立てなんだけど、これがなかなか難しい。

 

僕も以前、イケアのキャビネットとテーブルを組み立てたことがあるが、キャビネットの方は全然うまくできなかった。

 

うまく取り付けられない部品があって、結局その部品は使用上問題無さそうだったので付けなかったという経験がある。

 

 

このサービスの成功で大事なのは2点。「スピード感」と「料金」だろうね。

 

多分このサービスを利用する消費者の半分は、「自分でチャレンジしようとしたけどうまくできなかった人」になるはずだ(ちなみにもう半分はイケアでの家具購入経験のある人。つまり組み立てが難しいことを既に知っている人)。

 

自分で組み立てることを招致の上で購入したのだが、実際にやってみたら案外難しかった、という人達。

 

その人達は組み立ても想定してその時間も取っての購入だったはずなので、できれば問い合わせしたらすぐ来て欲しいはず。

 

この「スピード感」に関してイケア組立サービスのサイトにある実例は、作業実施まで問い合わせから早くて2時間だった。

 

まあこれは例だから実際は近くに作業員がいること、手が空いていることなどタイミングにもよるが、まあ当日対応も可能というのはわかるね。

 

次に「料金」についてだがこれは、安く買っても結局組立費で割高になったら意味がないので、そのラインで価格設定しているはずだ。

 

サイトを見たらキャビネット1台で3500~4000円だった。テーブル、3シートソファ、4段チェストの3つで13000~15000円。

 

つまり1つ約4000円前後といった感じ。

 

これは出張費や雑費も込みだからまあ適正価格かちょっと安いくらいかなと。

 

でも元のイケア家具が安いからそれと比べると若干高く感じてしまうかな。

 

この辺はあとからキャンペーンとかやって組み立て代を安くしてあげたら需要を上げられるから、

 

まずこのサービス開始してからどのくらいの需要があるかを見てからでいいね。

 

 

売れる商売の基本の一つに、“手間の代行”というのがある。

 

お金をいただいて消費者の手間を代行する。

 

先に需要があって、それに合わせて供給するビジネスをつくるということ。

 

困っている人が先にいるので、その人達を助けるための商売をつくりさえすれば確実に売れる。

 

ということでこのイケアの組み立てサービスは、“手間の代行”であるから売り手と買い手のWINWINが成立する。

 

なのでまあ売れるサービスと言える。

 

「まあ」と付けたのは、“手間の代行”になっていたとしても適正価格でなければ売れないから。

 

なのであとはサービス開始してから需要の様子をみて、料金のバランスを数百円単位で調整するといいだろうね。