ライフの首都圏店舗(120店舗)にて購入できる“ライフプレミアム”「至福のカステラ」が、発売から4ヵ月で累計販売数10万個を突破したと、販売元のライフコーポレーションが発表しました。ライフプレミアムの「濃厚 コクと旨味のおいしい赤たまご」や「おいしさ極だつはちみつヨーグルト」を使用し、素材にこだわったやさしい甘さが特徴となっています。と。なるほど。

 

カステラって安定的に売れるよね。理由としては、モノがシンプルで誰でも味を知っていて、特に変化球はないから。余程のことが無い限り買って失敗はしない。こういうどこのお店のカステラも見た目が大差ないものは、バックボーンで売る。原材料を厳選してるなんてのが王道のバックボーン売り。客は買う前から美味いと感じてしまう。飲食店なんかもそうだよね。わざわざ産地を表示してるのは全部王道のバックボーン売り。「全国各地から良いのもを厳選して~」なんて言っても現地に行って買って来てるわけではなく、東京の同じ市場で手に入れているのだが。

一説には外食は、純粋に味覚で感じるのは30%ほどだと言われている。あとの70%はバックボーン情報だったり店の雰囲気や、食器、一緒にいる人だったりで変わってくると。消費者の皆さんは何気に味わっていないと言える。逆を言えば飲食店経営者は、この70%を上手く演出することが繁盛につながると言える。