2020年4月15日、映画『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション『ベイマックスのハッピーライド』が「東京ディズニーランド」のトゥモローランド内にオープンする。ヒロのお気に入りのアップテンポな曲に合わせて、ベイマックスの仲間の「ケア・ロボット」たちが予測不能な動きでカートを引っ張るという「ライドタイプ」アトラクション。施設名の通り「ハピネスレベル(幸せ指数)」が上がりそうな内容だ。『ベイマックス』をテーマとしたアトラクションは“世界初”とあって、東京ディズニーランドの目玉になることは必至。4月のオープンが待ち遠しいかぎりだ。と。なるほど。
ディズニーはこれだから良い。どんどん魅力をアップデートしていくよね。チケット代が上がっても問題なし。ベイマックスまだ観てないから4月までに観なきゃ。僕はシーの方が好きで、ランドにはもう何年も行ってないけど、こうやって新しいアトラクションができると行く理由になるよね。
さて、商売をしていて “値上げ” は実に難しい。単純にお客は喜ばないことだからね。僕のクライアントも「値上げしたいけどどうしよう・・」ってことがよくある。まあ普通は増税のタイミングとか、商品リニューアルのタイミングとかでやるよね。いわゆる “乗っかり値上げ” だ。まあそれが普通だし、客側にもバレてはいるが受け入れてもらいやすいタイミングではある。でも僕の場合はそういう手は使わない。敢えてなんでもない時に値上げする。その代わり、“値上げした分の5倍の価値を付ける” というのをルールとしている。例えば100円値上げしたら、500円分の価値上げをすること。まあ口で言うのは簡単だしカッコいいけど、実際、5倍の価値を付けるのはなかなか難しい。でもそれを知恵を絞ってやることでお客様も納得して払ってくれる。なので僕の言う “値上げ” とは、価格表をただ書き換えるのではなく、商品・サービスの価値を上げる作業だ。なのでいつも、「値上げは良いこと」とも言っている。こういうルールがあるからね。
ディズニーは自信を持って値上げしている。それはこの、価値を上げることに常に力を注いでいるから。「値上げするけどもっともっと凄いもの見せるから!」と言わんばかりに。
