日本人なら誰もが一度は口にしたことがあるコンビニの「タマゴサンド」。今、あの味がニューヨークでウケにうけているらしい。キッカケは諸説あるが、2018年秋LAのサンドイッチスタンド「Konbi」が、日本のコンビニへのオマージュとして「ジャパニーズ・エッグサラダ・サンドイッチ」を売り出したことが大きい。初めて口にするマヨネーズたっぷり、ふわふわ食感のタマゴに人々は一発で虜になったようだ。その人気が東海岸に飛び火。今年に入ると、ニューヨークでも日本式エッグサラダ・サンドイッチを提供する店舗が増殖。グルメ情報サイトでは「最高峰はどこか」「おいしいエッグサラダサンド〇選」といった記事を目にしない日はない。アメリカのマヨネーズはどちらかといえば淡白だし、タマゴのカットもランダム。おまけにパンはパッサパサで、食べていると口内の水分を丸ごと持っていかれそうになる。それを思えば、日本のしっとり食感のタマゴサンドに目を丸くし、どハマりするのも想像に難くない。と。なるほど。
タマゴサンドってアメリカには無かったのかな?あったんだろうけど日本のは記事にあるようにクオリティが高いんだろうね。それにしてもタマゴサンドとは盲点だ。そう考えると次はヨーロッパでも流行らせられそうだね。今日本に普通にあるものが、外国では珍しくてメチャクチャ美味しいものになるんだろうね。普通に日本の食パンなんかいけそうだ。
ビジネス的なことで言うと、これはマーケットの話だ。僕はよく釣りで例えるんだけど、その餌のことが好きな魚がいるところに投げ込まないと釣れない。どんなに美味しそうで高価な餌を付けても、投げ込んだところが悪ければ釣れない。なのに「釣れないのは餌のせい」とばかり思い込んでいる人が多い。餌、つまり “商品内容” は売れない原因の一つではあるが全てではない。売れないのは単純にマーケットが違っていただけかもしれない。なので売れなくて困っている時は、一度落ち着てい現状を多角的に見て欲しい。答えは案外簡単なことかもしれないから。
さて、2019年も大晦日。このブログも今年の3月から始めて、ほぼ毎日更新してきました。最初は、「できれば毎日更新したいな」くらいでしたが、書くことが日課になったら苦もなく普通にやれてました。いつもお読みいただきありがとうございました。その日見たニュースで感じたことを、経営コンサル目線で率直に書くことで、それが皆様の経営に少しでも役立ったら嬉しいなと思って書いてきました。
来年はこのブログに加え、動画の方もまたリニューアルして復活したいと思います。ずっと止まっていたので。内容は悪くなかったのですが、如何せん手間がかかっていたので僕が続けられませんでした。リニューアル後はもっとラクにラフに、それでいて効果的な動画にしていこうと思いますので、それもまた観ていただけたらと思います。
それではまた来年(と言うか明日も書きますが笑)も、どうぞ宜しくお願い致します。よいお年をお迎えください。
