飲食店が厳しい状況に置かれている。節約志向の高まりに加え、今年10月に消費税率の引き上げとそれに伴う軽減税率が導入されたことで、消費者はテイクアウトやデリバリーなどの中食や、内食を選ぶ傾向が強まったと言われる。飲食店は他にも、人手不足、社長の高齢化、後継者問題、キャッシュレス化、改正健康増進法の施行が2020年に控えるなど今後も懸念が尽きない。帝国データバンクのデータでは、2019年の飲食店事業者の倒産(法的整理かつ負債1000万円以上を対象)は11月までに668件発生し、既に前年(653件)を上回った。過去最多となっているのは2017年の707件であるが、2019年はこのままのペースで推移すると過去最多を更新する可能性が高い。と。なるほどね。
飲食店はまあ潰れやすいよね。家賃・人件費・高熱費等のランニングコストがかなりかかるから、お客が来なければすぐダメになる。ただ、儲けやすいのも、復活しやすいのも飲食店だ。しかも他のビジネスに比べて繁盛させるのに時間がかからないし、やり方もある程度決まっている。なのでコンサルする側としてはこんなにラクな仕事は無い。
確かにウーバーイーツの出現でデリバリーが外食の準ライバル(間接的ライバル)に新たに加わった。ただ、それでも人の “外食欲” は無くならない。つまり外食の需要は今後もあり続ける。売れない理由を並べるのは言い訳だ。そんなこと言ってる暇はない。それよりもどうやったら売れるか、お客様が来てくれるかを考えて行動すべきだ。僕からのアドバイスとしてまずは、「人の “外食欲” を理解すべき」ということ。外に美味しいものを食べに行く。ウチで食べれば安くあがるのにわざわざ外に食べに行くその心理を理解すること。これが基本かな。潰れるお店は潰れるべくして潰れてると感じる。美味しければ売れる、SNS映えすれば売れる、食べログの評価が高ければ売れる。この辺ばかりに思考が偏っていると潰れる。味も “映え” も食べログも売れる要素の一つではあるが全てでは無い。ここがわかっていないと潰れる。逆を言えば、ここがわかっていさえすれば潰れることはないし、お客はどんどん来る。抽象的な言い方になってしまったがホントにそう。
もう一度言うが飲食店が繁盛するのは簡単だし、早い。なのでヤバくなってきたら自分で考えずに早めに相談することだ。怪我や病気と一緒で早めの方が対処しやすい。でもまあそうは言っても、ちょっと熱があるくらいでは病院に行かないのと同じで、飲食店経営者もかなりひどくなるまで相談に来ない。人ってそういうもんだよね。そこはしょうがないか。
僕は飲食店復活のための明確な解決策を持っているし、かなりの数の実績もある。もしもあなたが今、四面楚歌のどん底地獄マジで倒産5秒前と思っていても、僕に言わせればそこからうまくいく方法なんて何万通りもある。なので安心して潰れる寸前まで自分でやってみてください。
自分の宣伝みたくなってしまったので、いずれ飲食店の繁盛方法について細かく書こうかなと思います。
