家や家具だけじゃない! さらに夢が持てそうな(?)アイデアモデルハウスが登場し、ネットで話題になっています。それが「モデルファミリー付きモデルハウス」です。この一風変わったモデルハウスを企画したのは、注文住宅を手がけている株式会社リガード。誰よりも「家族と暮らす幸せ」を追求する建築会社として、“今家族を持たない人に、家族と暮らす幸せを感じてもらう”ためのリアルなバーチャルサービスとしてのモデルファミリー付きモデルハウスを開発したのだそう。今回の企画では、モデルハウスで「活発で明るい妻役」「パパのことが大好きな7歳の娘役」の二人の俳優と一緒に参加者が理想の家庭を演じるというもの。そのため、参加がイメージしやすいのは独身男性になります。多数の応募があったようで、なんと最初に設定していた締め切り日よりも前に募集終了したほど。イベント自体は「家族の日」にあたる11月17日に実施されました。公式サイトで公開されていたストーリーによると、まず玄関を開けておうちに入るところからスタート。妻と娘が笑顔でお出迎えしてくれます。次に憧れのアイランドキッチンで一緒に料理を作って、家族団らん食事タイム。そのあとは、夫婦の時間なのでしょうか。妻と二人で昼から乾杯なんて演出も。お酒も用意されているようです。その後、子どもと一緒に工作……という時間が過ごせるのだそうです。Twitterを見てみると、「斬新」「自分を見つめなおす機会」といった肯定的な受け取りをする声がある反面、「気持ち悪い」「負の感情が湧き出る」「イメクラみたい」との意見も。と。なるほどね。

 

これいいじゃん。斬新だけど、これをPC上でやらずに実際に役者を用意して体験させるってのが良いね。参会者は申込時は少なからず興味本位の部分があっただったろうけど、実際体験したら結構響くものがあったんじゃないかな。

ビジネスにおいて(多分それ以外でも)、“百聞は一見に如かず、百見は一体験に如かず” だ。「まさかそこまでしないだろ」ってとこまで体験させること。これを実践すれば客を惹きつけ、他社をリードできる。「まさかそこまで」の「そこ」とはどこか?その見付け方のヒントを少し。これは会議のかなり初期段階で、業界をまだ知らない新人社員が出した意見の中にあったりする。その場では “的外れ” 扱いされ、却下されるものだ。そこに実は売れる大きなヒントがある。業界慣れするとこの感覚が無くなるから、それこそ無難で過去に見たことあるような、どの会社でもやっている意見しか出て来なくなる。

「新人だから使えない」なんて言ってる会社は時代に付いてこられずに消えていく。「新人の意見は宝だ」と言える会社が成長していくことになる。