ベルギーのレストラン「Gust’Eaux」が、ちょっと驚きの取り組みを発表した。トイレの水を浄化し、飲料水として提供するというものだ。背景にあるのは水不足問題。大量に水を使うレストランだからこそ、世界規模の問題に真摯に向き合い、廃水を再利用する道を選んだのだ。そして、いくつかの協力先と試行錯誤を重ね、食器洗浄機やトイレから出る水を“飲めるレベル”まで浄化することに成功。すでに同じような浄化システムを耳にしたことがあるかもしれないが、それでも今普及していない原因のひとつは心理的な抵抗感だろう。消費者から批判の声が寄せられるかもしれないなかでのGust’Eauxの決断は、レストラン業界に大きな影響を与えそうだ。と。なるほど。
正直イヤだね。言われなければ絶対わからないんだろうけど。百歩譲って、トイレの水を飲料水にすることが比較的ポピュラーな時代だったとしても、レストランでそれはイヤだね。エコが過ぎるんじゃないかな。食事だよ?しかもわざわざ外出しての食事。そんな時にいくらエコだからって。雰囲気だってレストランの一部だ。料理以外にも店の内外装、食器、サービスマン。それら全てが「レストラン」でしょ。記事にあるような、「心理的な抵抗感」はレストランなら特別高いだろうね。せめて他の場所(会社や公共の施設等)ならまだわかる。まあこの考え方自体、“トイレ飲料水時代” だったとしたら古いってことになるんだろうけど。とりあえず現代だとこれは時期尚早というかタイミングが早過ぎるのではないか。僕だったら、トイレの水や食洗器の水を飲めるレベルまで浄化できるのならば、それらの水をキレイにした状態で排水することを考えるけどね。エコの方向はそっちだと思うが。
