「いちばん」はいくつあってもいい | 短歌と俳句 ひとかすみ

短歌と俳句 ひとかすみ

自作短歌や俳句を即詠
日々の出来事をつれづれに

今期も

いくつかのドラマに

いい時間をいただいた


「いちばんすきな花」は

とにかく言葉が好きだった


ドラマを観ながら

「そうだなぁ」と共感のなかで


みんなそれぞれと思える強さ


それもあるねと思えるやさしさ


やりたくないことをそう言える

自由な心


自然体は千差万別と認められる

広さ


過ぎた時間の

過ぎた出来事は

変えることはできないけど

いやだったことは

確かに小さくなる場合もある


小さくならなくても

対処力みたいなものが

うまれる場合もある


どうにもならない

くやしさや

つらさも

いつかは薄れると願いながら居る

傷ついた経験は

自分のやさしさや

強さの土台となるはずだ


一つだけが正解ではないと

気づけたら

世の中は変わるだろうなぁなんて

いろいろ思えた時間だった


自身に置き換えてみると

今年の後半

半年間は何も出来なかった

何も残せなかった

なんて考えてたけど

確かに生きたのは

何よりだ


さて

いちばんすきな人を増やそう

いちばんすきな花をたくさん見つけよう

いちばんは

いくつあってもいいってすてき!


 大き手が頭をなでる陽だまりに

洗練された磁場が広がる