4月8日(土)は授業が無かったのでブログ更新はお休み。

 

今回は9日(日)の話。

 

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 伊勢崎市民体育館にてバスケの試合があると聞いたのが4月3日(月)。

 

 そこで、ヒトジュクの特徴のひとつ「遊びの日」を設定し、希望者で見に行く事に!!

 (本来の「遊びの日」は、日程もやる事も利用者が決めて、ヨモギサワがそこに便乗するのですが、今回は特殊な形)

 

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 とはいえ、子供のスケジュールは家庭との兼ね合いで決まるもの。

 行く予定だった子のうち何人かは、事前キャンセル。

 これは仕方ないですね。

 

 一方、他に行く予定だった子が「バスケにあまり興味がないので、行く気がなくなった」と当日の集合時間を過ぎてからキャンセル(ヨモギサワから保護者に連絡を取り確認)。

 他人への配慮をせず、事前にキャンセルできないところが「幼さ」というやつですね。

 この「幼さ」が残っていると、自他の区別が意識的につけられないのでお勉強がうまく出来ない原因となります(笑)

 

 ちなみに、この授業日誌ブログに生徒の行動を書いていますが、生徒には「あなた方がヨモギサワに何かしたら、ネタにします」と伝えてあります。

 もちろん、「削除・訂正要請」があれば応じます、とも伝えてあります。

 

 それでも当日集まった子の中には、ヒトジュクには通っていない自分の友達を連れて来た子がいて嬉しかったです。

 「自分でやりたい事に、他人を巻き込む」というのは、自分の人生をよりよいものにするのに必要なスキルと考えています。

 ヨモギサワ自身は持っていない、そのスキルの一端を見せてくれた。

 

 ヨモギサワはそんなあなたを尊敬致します。

 

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 さて、本題に戻りましょう。

 

 見に行った試合は「群馬クレインサンダース 対 岩手ビッグブルズ」

 

→→→ 詳しくはコチラ

 

 私自身もプロバスケの試合は初めて見に行ったのですが、感想は「う〜〜〜〜ん」でした。

 本当にこの社会は「みんなで何かを一緒に楽しむ」というのが出来ないな、と感じました。

 それがいい事か悪い事かはわかりませんが、「出来ない」というのは寂しいものです。

 

 原因はいろんな次元でいろいろありそうでした。

 

 直接的な「原因→対策(ヨモギサワならこうする)」としては、

  

 ①会場の空気があたたまっていないのに、アナウンスだけが盛り上がっている

→前座や会場あたための専属パフォーマーをつける、来場者がバスケを出来るスペース(3on3用)をいくつか設置するなど、知らない人同士が知り合う仕掛けを用意する。

 

  ②アナウンスが何を言っているのか分からない。

→「独りよがり」の雰囲気だけの盛り上がっている風マイクパフォーマンスをするのではなく、「伝える」事を意識してまずはゆっくりしゃべってください、サヤマさん。もしくはあなた自身がもっと動いて、自分が何を指してしゃべっているのか、どう盛り上がって欲しいのか伝えてください、サヤマさん。

 

  ③パフォーマンスの正面が片側のみ

→ホームチームのベンチとアウェイチームのベンチとを分けているからか、アウェイチーム側に座ってしまった私が見たのは、パフォーマーの背中だけ。

 会場の全員が一緒に楽しめるような見せ方をできないものか?

 だって、ホームとかアウェイの区別があるほど浸透していないでしょ?

 観客にとって会場がそもそものアウェイなんだから、少しは気を利かせられないのかしら?

 

  ④バスケの試合がショボい

→体力的問題からか、「負けなければいい」みたいな試合運びに感じた。

 「突き放す」、「ガンガン行こうぜ」というのではなく、ほぼほぼ同点のシーソーゲームでラストクオーターまでやって、最後に少しだけお互い本気を出す、みたいなように感じた。

 ただプロリーグといっても2部リーグらしいから、あれで本気なのかもしれないけれど……。

 私のバスケの試合のイメージがマンガ「スラムダンク」だからダメなのかしら……。

 

  ⑤盛り上げ役が遠い

→サクラ(応援隊長)を用意しましょう。その一言に尽きるのではないでしょうか。

 コートでいくら盛り上げようとしたって「遠くで何かやっているな」くらいにしかみえません。

 

 

 間接的な原因としては、

 

  ①スポーツ観戦に慣れていない

→日本でスポーツというと学校の部活がメインになってしまい、「学校」がやっていると自然と「閉鎖的」になる。

 そこを大人から子供まで楽しめるような社会にするための仕掛けが……。

 そうなると政治家や官僚、教育者の仕事だけれど、「部活」に限らず出来上がってしまっている仕掛けを変えるのは難しいですね。

 

  ②知らない人と、一時だけ楽しむ文化があまりない?

→「閉鎖的」なので仕方ないか……?!

 

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 「人が集まれば何かが始まる」なんて幻想は捨てて下さい。

 

 これは「小学校(中学校、高校、大学)に行けば楽しい生活が始まる」という幻想とも同じです。

 どこまで行っても「あなた自身がどう動くか&他人がどう動くか」が問題となります。

 

 「何のために(目的)、どう動くか(手段・行動)」を言語化し実行していくのがヒトジュクの手法です。

 

 どうぞよろしく。。

 

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 バスケ観戦のあとは、夕飯を本町のベイシアで食べ、教室に戻り、ボードゲーム大会。

 

 ヒトジュクで流行っているのは、カルカソンヌ

 

 カタンも用意していたのですが、時間がなくて次回持ち越しです。

 

 ボードゲームで通って来ている方たちに意識してもらっているのが「ルールを覚える」という事。

 

 「ルールを覚える」はすべての学習にも通ずる話なのです。

 

 自分の好き勝手にしか動けないと、お勉強がうまくできない原因になります。

 

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 ヒトジュクは「学習のルール」を教えます。

 

 「教科書以上に教科どおりやる」

 

 これがヒトジュクの目指している学習態度です。

 

 どうぞよろしくお願いします。

 

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 そんなこんなで4月9日(日)のヒトジュク「遊びの日」は幕を閉じたのでありました。。