こんばんは。

伊藤塾のメールマガジン「かなえーる」で
連載している、「行政書士試験一発KO!」です。

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みなさんこんにちは。 

伊藤塾講師の中村瞳です。 


今回は行政手続法について、
過去問を使って復習しましょう。 


【問題】 
広範な計画裁量については裁判所による
十分な統制を期待することができないため、
計画の策定は、行政手続法に基づく
意見公募手続の対象となっている。(H21-8-2) 


いかがでしょうか? 
まずは、意見公募手続の対象となる
命令等の定義を条文で確認しましょう。 


【行政手続法2条8号】 
命令等 内閣又は行政機関が定める
次に掲げるものをいう。 

イ 法律に基づく命令(処分の要件を
定める告示を含む。次条第二項において
単に「命令」という。)又は規則 

ロ 審査基準(申請により求められた
許認可等をするかどうかをその法令の
定めに従って判断するために必要と
される基準をいう。以下同じ。) 

ハ 処分基準(不利益処分をするかどうか
又はどのような不利益処分とするかについて
その法令の定めに従って判断するために
必要とされる基準をいう。以下同じ。) 

ニ 行政指導指針(同一の行政目的を実現
するため一定の条件に該当する複数の者に
対し行政指導をしようとするときにこれらの
行政指導に共通してその内容となるべき
事項をいう。以下同じ。) 


上記の通り、命令等のなかに行政計画は
含まれていませんね。 
ですから、行政計画は意見公募手続の
対象となっていないのです。 


したがって、今回の内容の答えは×でした。 


命令等の内容は、この機会に正確に
覚えておきましょうね。 
なかなか覚えられないとしても、
テキストと問題集を繰り返し確認している
うちに身につくので、根気強く
反復学習しましょう!