イメージ 1
イメージ 2
織機づくり
結城紬は、現在でもイザリ機と呼ばれる原始的な織機を使って織られていますが、この織機作りに情熱をかたむけているのが福良に住む大橋堅造さん、定夫さん父子です。織機の材料は良質の檜・杉・桜・樫などですが、少しの狂いがあっても織った時の絣や亀甲の模様がずれてしまうと言われています。父親の堅造さんは、このような結城織りにならなくてはならない織機作りを大正13年から行ってきました。いわば結城紬を陰で支えてきたわけですが、そうした功績が認められて、昭和59年4月2日には小山市の無形文化財技術保持者として指定されています。