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我が国最古の織り機といわれる地機(じばた、ぢばた)。
原始的で鶴の恩返しの織り機よりも古く、知名度は知る人ぞ知る。
と言った感じでしょうか。ただ、結城紬においては一般的です。
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名 称 用   途
a 掛糸 糸綜こうで、下糸に掛けてある(下糸を上げるため)
b 筬<オサ>つか 筬をはめて、固定する木の枠
c 前がらみ 織れた紬を巻いておく
d 腰あて 腰でタテ糸を張るために腰に巻いてある
e 腰かけ板 織機に腰掛ける板
f 杼<ヒ> ヨコ糸をタテ糸の間に入れ、打ち込みます
g ヨコ管(糸) ヨコ糸が巻いてあります(杼の中に入っています)
h 管箱 針やハサミ等を入れておく箱
i 前板 織らない時に、前がらみ等を置く板
j ふんばり棒 足を突っ張るための棒
k 筬<オサ> 筬目にタテ糸2本が通してある
l 中つつ棒(2本) 上糸と下糸を開く棒
m さる 中つつ棒が上下に入っている
n 男巻<オマキ> まだ織らないタテ糸が巻いてある
o 機草<ハタクサ> タテ糸と一緒に巻いておく
p あげくさ棒 男巻きに巻かれた一番上の糸を上げておく棒
q 足引きひも 足に掛けるひも(下糸を上げる為
r まねぎ 足引きひもが縛ってあり(下糸を上げる為)
s あや棒 上糸と下糸で綾になっている所に入っている棒
t かけ糸つるし かけ糸が掛けてある棒をつるす

このようになります。
この織り機で生産された織物は最高級品になります。