あの日



医者から、



もう助けることはできません。あなた点滴をやめることは赤ちゃんを殺すことなるって抜針を拒否しているんだって?看護師から聞きました。点滴は意味ありません。あなたを説得きました。あなたには、元気な子どもが2人もいる。家に帰りなさい。今回は諦めなさい。





ハリ止めの点滴を抜くとき、私は狂ったように泣き叫びました





ごめんなさい。ごめんなさい。本当にごめんなさい。

 

 



お腹の子どもに許されないとわかっていても、、



看護師さんが言いました。


あなたが点滴をとめたんじゃないの。わたしたち医療従事者がやっているのよ。



はりとめをとめても、陣痛はきません。


次の日に、出産させるということになりました。


赤ちゃんがお腹にいられる最後の夜です。


もう絶望しかありませんでした。


赤ちゃんにしてあげられることはないか。


赤ちゃんの子守唄にしようとしていた曲を、YouTubeで、再生しお腹にあてて聞かせてみたり、



お腹に向かって、戻ってきてほしいと話しかけたり、



胎動がいつも以上に強く感じました。



眠れるわけありません。



今の1分1秒が、この子の命の時間です。


朝なんか来なくていい、この子とずっと一緒にいたい。


なんで、ちゃんと産んであげられないのか。


この晩のことは、生涯忘れることはないと思います。