電車に乗ると、反対側のドアまで進んで、自分の立ち位置を確保するのが常な私。
それは“降りやすい”という理由と、
もう一つ、
“バランスを取りやすい”というのも大きな理由から!
背の高くない私にとっては、
ドアに寄っかかったり
手すりに掴まったりする方が安全なのです(;´∀`)
なのに今日は違った…!
いつも乗らない電車に乗ったせいか、
後から乗ってきた乗客に流されてしまい、
7人掛けの座席の前へ。
倒れないようにと吊革を掴むと、
どうも違和感を感じる。
楽なんだけど、なんか変。
…特に腕。肘のあたり。
不思議に思って、
自分が手にしている吊革を見ると……
じゃじゃん!(゚Д゚;)
分かります?
この、奥から2番目くらいの、
すこーし長めの吊革(゚Д゚;)
さも、
「俺に掴まれよ、どーせ他じゃ届かないんだから」
と言わんばかりのコイツ…!
コイツを認識した瞬間、
どうもバカにされているような気がして、
隣の普通の吊革に持ち替えてやりました。
私の目の前には、
持ち主がいなくなり、ちょっぴり寂しげなロング吊革が電車の揺れにユラユラ…。
「お前なんかに頼らなくても、自分の身ぐらい自分で守れるしっ」
「持ち主がいないと吊革としての意味がないよなぁ」
なんて、
無機物である吊革相手に偉そうなことを思った次の瞬間!
キキーッ!!(急停車)
指に力を入れたがもう遅い。
吊革(通常)は私の手を離れ、慣性の法則によりバランスを崩す…!
なんとか隣の優しい方に助けてもらいましたが、
そんな私の目の前をユラユラするロング吊革…。
素直に掴まりました。
するととても安定しました。
意地っ張りは良くない。
そんなことを痛感した今日の私(´・ω・`)