712回目:優しい言葉 | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

言語化すると
自分の理解が深まるとか、
 
使っている言葉が
自分を規定するとか、
 
言葉って大事だなと
日々思っています。
 
 
こういったことは
大人になってから学ぶことで
理解したことでもありますが、
 
当時はそのような意識は
ありませんでしたが、
 
子供の頃から
言葉には興味が
あったのだろうと
思います。
 
 
例えば、
昔から、この言葉は
何か嫌だなぁ
違和感があるなぁと
思っていた言葉があります。
 
思っていたというか
今でも思っているのですが、
 
それは「嫁」と「奥さん」です。
 
母親が働いていたことも
あったのだと思いますが
 
女は家にいるものだという
 
おそらくこの言葉が
出来た当時の価値観が
 
短大を出てから定年まで
働いた母を見ていると
違和感でしかなかったのです。
 
奥さんも同じです。
 
どちらかというと、
いや、どちらかと言わなくても
私が前に出ています(笑)
 
 
「言葉は時代と共に変わっていく」
ということが言われますが、
 
もちろんまだまだ
変わらないものもあります。
 
 
英語では「人」を表す
manがperson
に変わったりして
 
それにつられて
だと思いますが
 
サラリーマンのことを
ビジネスパーソンと
言うようになったりは
しています。
 
 
私はここで
ジェンダーの話を
したいわけではなく、
 
言葉と言うのは
それが生まれた時の
時代背景に基づいた
ものなんだなぁ
 
という単なる感想です。
 
 
そして、
自分が言葉を使う時には
その言葉の背景に
思いを馳せたいものです。
 
その理由は、
 
もしかしたら
その言葉によって
嫌な思いをする人が
いるのかもしれないと
思うから。
 
私は嫁や奥さんという言葉に対して
ちょっと嫌だなぁと
思う程度ですが
 
もしかしたら
生理的に受け付けない
というレベルで、
嫌悪感を抱いている人も
いるかもしれません。
 
最近では、
旦那さんや奥さん
という言葉ではなく
 
パートナーという言葉が
使われるように
なってきています。
 
パートナーという言葉だと
性別も関係なく、
戸籍上の関係も問わず、
使うことができます。
 
この言葉を初めて聞いた時に
優しい言葉だなと
感じました。
 
 
これから先将来に向かって
色々な言葉が
変わっていくのではないかと
想像しています。
 
一体どんな言葉が
出てくるのか。
 
その言葉達を
自分はどう受け止めるのか。
 
それは、
自分の価値観を測る
物差しにもなると思います。
 
新しく生まれてきた言葉、
世間で受け入れられる言葉を
 
自分も受け入れることができるか
それとも、違和感を感じるのか。
 
そんなことも楽しみです。
 
 
そしてまた
自分が「パートナー」
という言葉に
優しさを感じたように、
 
優しさを感じて
もらえるような言葉を
発することができれば
 
この上ない喜びだなと
思いました。
 
 
今日は反省ではなく
単なる感想でしたが、
 
言葉に意識を向けて、
大切に使っていきたいと
思います。
 
 
 
【今日のまとめ】
 
自分が使っている言葉が
 
誰かにとって
嫌悪感を与える
ものではなく
 
優しさを持った
言葉であるか。