670回目:立場ではなく、言葉が人を作る | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

「立場が人を作る」

と言います。

 

「立場」というと

職場での役職が

思い浮かびますが、

 

この言葉は

大人だけでなく、

子どもにも

当てはまることです。

 

例えば、

兄弟姉妹で兄や姉の

立場になると

 

お兄さん、お姉さんらしく

なっていきます。

 

兄弟姉妹ではありませんが、

 

うちの子どもが

通った保育園では、

年長から年少の

縦割りグループがあって、

 

年長をリーダー、

年中をサブリーダー

という立場にして

 

年下の子の

お世話をする

機会を設けていました。

 

そもそも年少になると

グループに入れる

というところで、

 

子どもたちの中には

すでに憧れが

あるようですが、

 

その中でも

リーダーは憧れの

存在となっていて

 

それが脈々と

続いていくのです。

 

年長の子どもたちは、

そのグループ活動になると

張り切ってリーダーの

役割を実行するそうです。

 

 

このように、

「立場が人を作る」

ということは

 

大人にも子どもにも

当てはまるのだろうと

思うのですが、

 

これって実は

「言葉が人を作る」

ではないかと

思うのです。

 

 

会社での役職も、

兄弟姉妹での兄・姉も、

保育園のグループリーダーも、

 

それぞれに

「かくあるべし」という

認識があって

 

それに基づいて

振舞っているはずです。

 

そして

その「かくあるべし」は

言葉によって

定義されます。

 

 

「課長であれば

部長に判断を

委ねることが

できたけれども、

 

部長はここで

決断しなければ

いけない」

 

とかって

ありますよね。

 

もしくは

兄弟姉妹の兄・姉だと

 

「お兄ちゃん・お姉ちゃん

なんだから、

我慢しなさい!」と

親に言われることによって、

 

それが正しいかは

さておき、

 

「兄・姉とは

弟妹を優先して、

我慢するものなのだ」

という定義が

植え付けられていく

ものでは

ないでしょうか。

 

 

それぞれの立場として

どのような振る舞いを

すべきなのか、

 

意識して言語化しては

いなくても

 

問われれば

説明できるくらいの

イメージは

持っているように

思います。

 

 

だから、

「立場が人を作る」

ということは

 

「言葉が人を作る」

ということだと

言えるのではないかと

思うのです。

 

 

もしそうであるならば

 

自分自身を表す時に、

今の自分をそのまま

表現するのではなく、

 

ちょっと先の

ありたい自分を

表現してしまえば

 

その自分に

なれるのではないかと

いう期待が生まれます。

 

 

それがあまりにも

遠くの未来すぎて

 

相手から見て

ウソだと思われてしまう

ほどであっては

いけないけれども、

 

まだまだ

できているとは

言えないが

 

すでにそれに向かって

進み始めていて、

多少行動にも

現れているのであれば

 

思い切って

言ってしまった方が、

 

早くそこに到達

できる気がします。

 

まあ、自分自身が

「こういう人間です」

という機会は

あまりないかと

思いますので、

 

実際に口に出すことは

ないかもしれません。

 

それでも

頭の中にその言葉を

持っておくことで

 

その言葉が

自分を作ってくれる

ようになるはずです。

 

 

人は

自分が考えている

ようになっていく、

 

というのも

 

自分が持っている

言葉によって

自分が作られていく

 

ということを

言っているのだと

思います。

 

 

思えばそうなるなら

簡単ではないか!

と思う一方で、

 

思い続けることが

難しいと感じます。

 

 

今日一日を

振り返ってみても

行動の大半は

無意識に行っています。

 

そんな中で、

行動する前の

ほんの一瞬に

 

ありたい自分を

規定した言葉を

思い出して、

 

無意識の行動を

踏みとどまることが

できるかどうか。

 

日々、この戦いです。

 

勝率が高い日もあれば

低い日もあります。

 

この勝率を上げて

ありたい自分に

到達するために、

 

まずは忘れないこと。

思い出し続け

られるようになること。

 

そのために、

日々書いているのです。

 

毎日書いていても

勝率が高くはない

ということは、

 

書かなければ

もっと低かった

ということです。

 

いや、もしかしたら

そんなことすら

考えていなかったかも

しれません。

 

何とかしなければ……

というところが

ありすぎて、

 

しかもそれぞれの

レベルが低すぎて

 

標準? レベルまでも

まだまだですが、

 

それでも過去の自分と

比べれば

ましになっている、

と信じて

 

明日も明後日も

戦い続けます。

 

 

【今日のまとめ】

 

言葉が人を作る