耳がよじれそうに面白かったp席☆場所が変われば聴こえ方も変わる

こんにちは

松戸駅徒歩10分礒山久理ピアノ教室

いそやまひさりです

5月27日（月）山田和樹指揮モンテカルロフィルハーモニー管弦楽団を聴きました。

一週間前の話になりますが

ベートーヴェン第3番ピアノコンチェルトのソリストは藤田真央。会場はサントリーホール。

このコンサート、私にとっては色々と面白いことがありました。その一つがP席で聴いた音の聴こえ方。

普通の客席では指揮者の背中を見、オケのメンバーの顔を見、ピアノの高音部の方向から見ながら演奏を聴きますが、サントリーホールのP席は舞台の反対側にあります。指揮者の顔を見、オケのメンバーの背中を見、ピアノの低音部方向から見ながら聴きくことになります。

P席は初めてではなかったのですが、久しぶりに聴いてみたら、すーーっごく面白かったです。頭の中がよじれそう。耳が反転しそう。

ピアノに関して言うと奏者自身が直接的に楽器から聴く音に近い感覚なのかなと思いました。当然ですが、ホールの響きというより生音に近いのかも。ほんの少しですが、あの藤田真央さんの美音が生まれる瞬間をちょーーーーっっとだけ本人感覚で体験しちゃったような。至福

オケの音の聴こえ方もホントに耳がよじれそうな感覚でした。自分の左前方から鳴っているはずのオーボエ（だったかな）の音が右手から聴こえてきたり、二重奏の鳴り方があっちとこっちで分かれて聴こえているのに実際は二人並んで吹いているとか。

エッシャーの騙し絵を耳で聴いているような感覚でした。ホールの作り方って凄いものだとも改めて思いました。演奏への感激はそもそも広い意味での錯覚の産物かもしれない・・。

以下他のSNSに投稿した文章です。

コンサート当日の熱い感覚のままの感想です。

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楽しかった〜！

山田和樹さん指揮モンテカルロフィルハーモニー管弦楽団。ベートーヴェンの3番のピアノコンチェルトのソリストは藤田真央君

サントリーホールがまるで野外コンサートの会場のようなフレンドリーな雰囲気に包まれ、笑顔いっぱいでホールを出られたコンサートでした。

そもそも久しぶりにサントリーのP席というオケの背中を眺めながら聴く席だったのも耳がよじれるような面白い音楽体験だったし、開演15分前にはザワザワとした中、ステージに山田和樹さんと普段着姿の藤田真央君の「親子トーク」が繰り広げられるというサービスっぷりだし、ベルリオーズの後、アンコールに演奏されたビゼーのアルルの女からのファランドールは盛り上がり過ぎて曲が終わらないうちにわーっと拍手をせずにはいられない村の音楽会的楽しさだし、鳴り止まない拍手にいったんは退場されたオケのメンバーが戻ってきて客席に手を振ってくれるし、なんならステージ上で団員同士ニコニコとスマホで写真を撮り始めるしもう