高ぶる再会!! | 在宅医療の現場から〜若手在宅医の奮闘記〜

在宅医療の現場から〜若手在宅医の奮闘記〜

東京都足立区の強化型在宅療養支援診療所の久光クリニックのブログです


テーマ:

ブログを再開したことで

 

久しぶりにフェイスブックを開くようになった。

 

そこで、ある後輩A君が

 

リンパ外科医として活躍していることを知った。

 

卒後10年にも満たない形成外科医なのに

 

その腕を買われ、誰もが知る関東の有名K病院へ招聘されたようだ。

 

 

 

ある部署の中の一部門ではあるが

 

リンパ外科のスタッフは彼一人のみ。

 

彼の職域としてのボスはいるが、

 

彼の直属の上司といえる存在はいない。

 

リンパ外科としての長は彼だ。

 

手術、術後管理、外来業務の全ての責任は彼にあるといえる。

 

 

 

半独立ともいえるその扱い、

 

僕も医者の端くれだからわかるが

 

若手の彼がその立場につくことは

 

並大抵のことではない。


大抜擢といえる。

 

 

 

彼が初期研修医を終えてからの期間

 

どれほど血のにじむような努力をしてきたか

 

何も語らなくても想像に難くない。

 

でもスーパーナイスガイな彼は

 

そんなことはきっと、おくびにも出さない。

 

 

 

Aが初期研修医として就職した病院に

 

僕が後期研修医として就職した。

 

Aが最初に配属された診療科で

 

僕が彼の指導医(というにはおこがましいが)的な立場となり

 

ペアで数か月一緒に仕事をしたのが最初の出会い。

 

数年早く医者になっただけの

 

少しだけ兄貴分的な立場だった。

 

 

 

Aは超がつくほどのイケメンで

 

くったくなく

 

でも時に熱く

 

誰からも愛されるような存在だった。

 

 

 

お互いに志した道は異なり

 

しばらく会うことも連絡を取ることもなかったが

 

僕の中では 東京で初めて会った

 

信頼できる人間で

 

尊敬できる人間で

 

後輩だけど、どこか憧れすら感じさせる存在で

 

いつも頭の片隅に存在し、

 

ふとした拍子に思い出す存在だった。

 

 

 

そんな彼がリンパ外科医になっている。

 

私の運営するクリニックでは

 

リンパセラピストの看護師が就職したことをきっかけに

 

リンパ浮腫外来を開いている。

 

癌の術後や放射線療法などが原因でリンパ浮腫になった患者さんを対象に

 

リンパドレナージや圧迫療法などの保存的治療を行い

 

また、セルフケアができるよう指導を行っている。

 

在宅医療でそのスキルを使うこともある。

 

 

 

フェイスブックをみて途端にうれしくなった私は

 

彼にメッセージを送り

 

話はとんとん拍子ですすみ、昨夜一緒に食事することになった。

 

 

 

久しぶりに会ったAはやっぱり

 

超がつくほどのイケメンで

 

くったくなく

 

熱い奴だった。

 

 

 

全然変わらない。

 

いい意味で、全然変わらない。

 

少しやせたくらいかな。

 

きっといっぱい苦労したんだろう。

 

 

 

我ながら

 

Aに勝てるところなんて全然ないなーと

 

そう思うわけだけど

 

せめてハゲてくれてりゃ

 

こちらの溜飲も下がるってもんだ。

 

かつてAは自分はハゲの家系だといっていた。

 

でもAはフサフサだ。

 

俺のほうがハゲてやがる・・・。

 

 

 

苦労したはずなのに頭髪には反映されないらしい。

 

顔が少し細くなって、より精悍になっただけ。

 

天は二物も三物も与えやがる。

 

まぁただの妬み嫉み僻みの類ですな。

 

彼が努力を惜しまないのを知っている。

 

努力するのなんか当たり前だと思っていて

 

別にひけらかしたりなんかもしないから

 

ただ颯爽としてみえるだけだ。

 

 

 

幻冬舎社長の見城徹さんが

 

「これほどの努力を人は運という」と自著によく書かれている。

 

僕がAに「しかしその若さですごいよな」と話しかけると

 

Aは「いや、ただ運が良かっただけですよ。それだけです。」という。

 

いや、本当お前には敵わないわ。

 

人がやっかみで言うところを、先に自分で言っちゃうんだもんな。

 

自分だったら「だってすっげー頑張りましたから。」って言っちゃうよね。

 

その辺だな、違いは。

 

 

 

3時間ほどの食事会の間


途切れない会話


絶え間ない笑い


熱っぽい口調


昔と何も変わらないひと時がそこにある。


ただ一つ違う事といえば


お互いノンアルコールってこと。


Aは手術に影響を出るのを嫌い


僕は365日いつ患者さんに呼ばれるかわからないから


自然と飲まなくなっていた。


どうやらお互いストイックなようだ。





Aとの楽しい時間は瞬く間に過ぎたが


たくさん笑い


たくさん刺激をうけた


良い夜だった。


たまには人に会うのもいいもんだ。




Aが更に大きく成長し


彼のもとに人が集い


いつかたくさんの弟子を輩出し


医療界に確かな足跡を残すことを願う。


その時は僕も


在宅医療の世界で


いくばくかの影響を及ぼせる人間でありたいと


そう思った


そんな良い夜だった。





今日からまた頑張ろう。


また、一歩一歩。

 

久光クリニックさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス