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房総では名峰の鋸山、北面(富津市浜金谷側)からの登山ルートが何本か整備され、組み合わせていろいろ楽しめるハイキングができるようになったので、秋の好天に誘われて歩いてきました。

鋸山はロープウェイ利用か、浜金谷から観月台経由の登山道で、地獄のぞきや日本寺の大仏などを廻るのが一般的で、東側の最高点(三角点のある山頂)がある裏鋸と呼ばれる主陵に踏み込むのは一部のハイカーだけでした。

私の好きなコースは、鋸南町の鋸山ダムの先の沢を登り、いくつかのピークを越えて、ロープウェイ駅を更に西に縦走し、東大の地殻観測所に下る、主陵完全縦走をよく歩きます。

今回は、浜金谷から新ルートの沢コースで主陵の縦走を試みてみました。
林の中の沢沿いの道を尾根上の東の肩に登り、最高点(山頂329m)、新しい展望台(JRの無線中継所があったピーク)、地獄のぞき、そしてロープウェイ山頂駅から更に西に縦走し、浜金谷の海を目指して下るコースです。

新しい展望台(地球が丸く見える展望台)から、従来の主陵ルートは行き止まりの表示がありましたが、蜘蛛の巣を払いながら踏み跡を進み、無事に地獄のぞきのピークに出られました。

ロープウェイ山頂駅から更に進み、明鐘岬の先端に降りられるかと、尾根づたいに獣道のような踏み跡をたどってみましたが、段々と風化が進んだ痩せ尾根になり、採石場の崖の上で行き詰まるようなので、従前のルートにもどり東大地殻観測所に下りました。

まあまあ手応え?足応えのあるコースですが、危険箇所にはロープが張られ、要所には標識もあるので、展望台から先の廃道同然のルートに注意すれば問題はないでしょう。
なお、沢コースの途中でイノシシに出くわしたので気をつけてください。

秋晴れの空の下、浜金谷の浜に寝そべり、屏風のように切り立った鋸山を眺めて、主陵の殆どのピークを踏査したことの満足感にいつまでも浸ってきました。

写真は縦走コースです。4枚の画像をパノラマ化してみました。

 

 

風景や登山道の様子は後日、紹介したいと思います。


                                       (10/16 ・歩程約4時間半・18,343歩・単独)