良い夢見させてもらったよ。 | ☆ORANGE☆

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中間管理職的社畜な元アメリカ駐在員のブログ

もう5年前のブログ。

2014年春、消費税が8%に上がる直前、新築のマンションに入居した。

 

2013年6月、とても大きな買い物だったけど、思い立ってから契約するまでそれほど時間はかからなかった、土曜日に見学に行って月曜日には購入を決めたから。

 

当時は、入社6年目、結婚4年目、子供は長女一人(当時7か月)だった。まさか5年後に3人の父親になっているとは思わなかったが…

築60年の古い社宅に4年間暮らし、子供も生まれたことだし、そろそろ不動産を…と思って、当時建設中のマンションを見学に行った。 

 

ある一つの仕事が片付いて、ほっと一息ついたところで、ふと、「そうだ、マンション買おう」と思い立ったのが見学に行ったきっかけ。ツマは「なにをいきなり言い出すか⁉」と思ったらしい。

 

消費税が8%に上がる前に入居できるし、オーシャンビューの素晴らしいロケーション。もちろん35年の長大ローンを組むわけだけど、そこには夢のある暮らしがあった。 

 

2014年春に入居して、2014年の暮れに2人目が生まれ、2017年に3人目も生まれた。 

入居してすぐの2014年4月に部署を異動して、仕事は超多忙の極みであった。2014年は年間約100日出張で家を留守にした。

出張でなくても朝早く、妻子が起きるよりも前に独りご飯を食べて家を出て、夜遅く、妻子が寝た後に家に帰り、独りでご飯を食べた。 

寝ている妻子を起こさないように、忍び足で廊下を歩いた。

 

土曜も仕事に出ることが多かったので、家族と家で過ごすのは日曜日だけだったな… 家にいる時間はとても少なかったけど、自分で買った家、こだわって買った家具・家電。社宅とは雲泥の違いの快適な住環境、自分にとっても家族にとっても、安らげる場所だった。

 

妻には、家事・子育てをほぼ全て負担掛けたので、大変だったと思うが、自分にもあまり余裕が無かった。 言い訳するわけではないが、しょうがないと自分に言い聞かせるしかなった。

 

2017年5月末、アメリカへの転勤の内々示を受けた。3年間。家族も帯同できる。自分にとっても、家族にとってもとても良い機会と思い、二つ返事で承諾した。 

 

さて、マンションをどうしよう。それが一番最初に考えなければならない課題であった。 家族を連れてアメリカに行くこと、そのことについてはさほど心配・不安はなかった。ツマはそうでは無かったと思うが。

 

賃貸に出すが、思い切って売るか。

せっかく買った自分のマンション、手放すのはもったいない気がした。

賃貸に出して、3年後戻りたい。でも、3年後に同じ場所に100%戻れない可能性もあった(自分の予想)。

 

先ずは、賃貸に出すことを考えて、不動産屋さんに相談。3年間の短期である為、借り手が付くか❔なことと、自分のローン返済分を賄える家賃で貸すと高額になることから、賃貸はリスクが高いと言われた。

 

熟考の末、売却することにした。

不動産屋と打合せを始めたのが6月末、広告を出したのが9月の初旬だったと思う。マンションで生活しながら、何組かの購入希望者の見学を受け入れた。 しかし、なかなか買い手がつかなかった。

 

自分がアメリカに赴任するのが12月1日、11月末までには、契約に関するほとんどすべての手続きを終えておきたかった。

実は隣の部屋も空室で売りに出していたが、なかなか買い手が付いていなかった。焦った。

 

それでも、不動産屋の担当者の尽力もあって、11月の始めに買い手がついた。最初は手放す寂しさもあったが、売れることが決まって一安心。

 

妻子が引続き2018年2月までマンションに暮らすので、引き渡しは2月末。売買価格は、ローンの残高をすべて完済できる額で売れた。ただ、仲介手数料の一部が手出しとなった。まぁ、致し方なし。

 

自分がアメリカに赴いた後も、引き渡しの為の書類のやりとりが一部残っていたが、本人不在で最終の手続きを進める為、いろいろな手続きをしておかなければならなかった。不動産屋の担当の方には本当にお世話になった。親身に対応していただいたので、良い担当者に巡り会えてよかったと思う。

 

だらだらと、長くなってしまったが、3年半住んだマンション、売却してからもう1年経ち、遅くったけど本当に良い夢を見させてもらいました。

✨ありがとう✨

という気持ちでいっぱいです。