地元の新しいヒル捕り場の開拓 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

大型連休の最後となり、以前からいただいていた情報の確認に向いました。

今から40年くらい前に担任した子(いまは、立派なおとなですが・・)が、近くにヒルが沢山いる場所があると知らせてくれたので、U研究員とOBの3人で現場を確認させてもらうことにしました。

9時半に山の麓で待ち合わせて、用水路に沿って調査開始しました。

案内してくれた彼は、この用水の管理を担当しているそうで、しょっちゅう掃除に来るとたくさんのヒルが足を上ってくる、というのです。

いそうな感じがしますが、今日は、しばく乾燥続きだったので、ヒルは出て来ませんね。

更に進むと、草が茂っていて例年だとたくさんいるところだそうです。

約40分位用水を上流にたどっていた取水口まで行きました。ここまで来ると花崗岩層に変り、ヒルは余りいないようです。

折返し落ち葉をひっくり返しながら、下りてきました。

でも、乾燥状態だったので、一匹も見つけることは出来ませんでした。

中ほどより下は、砕屑岩層で石灰岩も混じっています。確かにどれだけかは取れそうな場所だと思います。

第1回のヒル研の前日は小雨模様なので、期待がもてそうです。

取りあえずみんなで見に来ようかと思います。

 

案内人の足元を見ると重装備です。

軍足を加工して作ったそうで、ここに食塩水を含ませて出動するそうです。

腰には、アジシオの瓶に食塩が入れてあるそうで紐で結んでありました。

お世話になったお礼に、「ヒル下がりのジョニー」の携帯用を1本プレゼントしました。

 

人のつながりはありがたいですね。みなさんに支えられての子どもヤマビル研究会です。

今後ともよろしくお願いします。