もうまとめの時か来ました(第22〜24回) | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今年は、武漢コロナのせいで、予定かがたくるいです。

いつもなら、31日まで夏休みなので、盆過ぎから順に原稿作成の時間を個別にとっています。個別にとらないと、あの写真が欲しいとか、これはもっと大きくしてほしいとか、いろいろリクエストがあるし、表現の相談も多いので、時間的ロスが多く出ます。ところが、今年は、授業時間確保の都合で、夏休みは、23日までとなり、平日には、個別対応が出来なくなりました。

実験のやり残しもあって、ヒル研の日は、実験に主力をとられます。ですから、みんな一緒に研究する時間が取れず、関係ある子が、自分の実験を確認するというやり方になってしまいました。

これは、T研究員が旅行に行っている間に、水やりに失敗して、産卵実験用で生きてた吸血ヒルがミーラ状態になったようで、持ってきました。その状態をチェックしています。

これは、U研究員が、産卵したヒルからヒルの幼生が生まれ、約1週間たって、親と同じ行動をして、呼気にも反応して吸血に来るのをチェックしています。写真左側の指の所に小さなヒルがいます。

また、5月から継続している食餌実験の確認作業です。どの瓶も、生きています。結構元気です。今の所、石灰石の砂だけでも、腐葉土だけでも生きています。でも、他の実験で、石灰石の砂で水を断ったものは、2日くらいで死にました。

 

自分のまとめに関係あるものを少しずつチェックしながら、三人三様のスタイルで発表用のまとめを書いています。

何とか、9月の発表用にまとまるといいですが、、、、、、。

 

朗報が飛び込みました。京大の「ヤクザル調査隊」から連絡があり、今、屋久島にいるのでヒルを持ち帰ってあげる、というメールが届きました。今年の研究発表には間に合いませんが、予定通りの実験をみんなてして、9月末には結論をだしたいと思っています。調査隊の皆さん、ありがとうございます。