I研究員も頑張る | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

O研究員に触発されて、特大のヤマビル(長さが5.5cm)を腕に付けました。

ところが、すぐ吸う様子はなく、皮膚の薄いところをさがし始めました。皮下脂肪はダメなようです。

後ろの吸盤で体を支えながら、しきりに首を振りながらいい場所をさがしています。

ぐーーーーんと、伸びをして移動しています。

ちょっと移動が少なくなり、付近をあさり始めました。

もう、決まったのかなと思って見ていると、また動きます。

必死に吸血できる場所をさがしています。

一旦場所を決めかけたのですが、まだダメなようです。

何処まで登るのかい?

場所を定めたようでチクチクし始めて、ちょっと我慢です。脇にかかるところなので神経が集まっていて、I研究員は微妙な気分でのようです。

吸い始めたので、記録を開始しました。

30分経ちました。



1時間経ちました。ドクンドクンと血が入っていくのが分かります。

2時間経ったところです。部分に血がたまったかと思うと全体に平均して流れていきます。

2時間半経ちました。まだまだ落ちそうにありませんが、豪快ですね。


まだまだ吸いそうですが、時間がなくなったので、本日ここまでとしました。3時間経過したところで終了。


この調子だとあと数時間吸い続けそうですね。さて、産卵してくれるか、楽しみです。