ギボシは上と下をネジで留めるタイプとカシメタイプがあります。

ネジ式は取り外し可能ですが、緩みやすい弱点もあるのでしっかりとつけたい場合はネジに接着剤を塗り締めると外れにくくなります。

カシメタイプは取り外しは出来なくなります。

上のギボシはネジ式でネジで留めるタイプでこちらの方が使われる頻度は高いと言えます。

 

①ギボシ自体を取り付ける場合は、ネジの直径の大きさで革に穴をあけ取り付けます。

 

②ギボシを入れる穴側の穴の大きさと切れ込みのはどれくらいにとれば良いのか。

 

穴はギボシのくびれ(3㎜なら3㎜であける)の大きさで穴をあけます。

切れ込みはギボシの頭(5㎜なら5㎜)の長さで切れ込みを入れます。

*革厚(厚革)によっては切り込みの長さは更に1㎜~2㎜長く必要があります。

 

例:ギボシの頭が5㎜でくびれが3㎜の場合は、3㎜で穴をあけ5㎜の長さで切れ込みをいれます。

この場合、穴の端から切れ目の端までの長さは合計8㎜となります。

 

切れ込みの先の穴はあけてもあけなくても良い、大きさは1㎜~2㎜程度。

切り込みをあける向きは負荷が掛かる反対側、淵から遠い方向。

 

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