ミュージカル・プレイ『神々の土地』~ロマノフたちの黄昏~
作・演出/上田 久美子
作曲・編曲/青木朝子,高橋恵 振付/前田清実,桜木涼介 擬闘/栗原直樹 装置/新宮有紀 衣装/有村淳 照明/勝柴次朗 音響/実吉英一 小道具/下農直幸 歌唱指導/KIKO 演出助手/町田菜花 衣装補/加藤真美 舞台進行/政村雄祐 制作/村上浩爾 制作補/三木則靖
レヴューロマン『クラシカル ビジュー』
作・演出/稲葉 太地
作曲・編曲/太田健,高橋恵 振付/羽山紀代美,御織ゆみ乃,若央りさ,KAZUMI-BOY,桜木涼介 装置/國包洋子 衣装/河底美由紀 照明/氷谷信雄 音響/大坪正仁 サウンドプログラマー/上田秀夫 小道具/松本秀夫 歌唱指導/KIKO 演出助手/田渕大輔 舞台進行/中島瑞紀,香取克英 制作/村上浩爾 制作補/三木則靖
平成29年11月19日 東京宝塚劇場 13時30分開演
○ 2015年6月5日(金曜日) 宝塚大劇場
ごく短い宝塚ファン歴ではありますが、私が、
「宝塚大劇場トップお披露目公演の初日」
を見たのは、まぁ様一人だけです。大劇場初日は平日・金曜日ですから、朝から仕事をサボらないとみれないですからね (まあ、東京でも、トップお披露目公演の初日を見たのは、みっちゃんだけなんですけど (笑))。
この時は、たまたま関西方面への出張の日程があって、何かうまいこと時間を作って見に行ったんでした。
すでに、
『TOP HAT』の東京初日
は観劇していて、まぁ様の歌いぶり、まぁみりのコンビの麗しさは、実感済みでしたから、仕事を○ぼってでも、このチャンスは逃がせないと思っていましたっけ。そして、そのカイは、十分すぎる程。そして、このブログの2番目の記事が、この公演の感想でした。ちなみに、最初の記事は『1789』です。
すでに、‘14年・花組『エリザベート』で、すっかりヅカハマリしていた私ですが、
『エリザベート』 →→→→→ 『1789』~『王家に捧ぐ歌』
この二連発の大劇場観劇で、完全にヅカオチしてしまいました(笑)。
また、『王家に捧ぐ歌』は、私が新人公演観劇にのめり込むきっかけにもなっていて、そういった意味でも忘れられない公演です。
そして、ついに、この日が来てしまいました。
トップお披露目公演・宝塚大劇場初日から、トップ退団公演・東京宝塚劇場千秋楽まで、見届けられることって、多分もう二度とないでしょう。
(みっちゃんは、プレお披露目の全ツ初日から、退団公演・東京宝塚劇場千秋楽まで観劇していますけど、このパターンも、きっと二度とないでしょうね)
〇 初めての
朝食のレストランがいっぱいで、30分待ち。番号札をもらって、ちょっと様子見に行ってみようかな? と下りて行ったのは、8時半くらいだったと思います。まだ、空いているスペースがあって、クリエ入口から少し外れたあたり。それで、予期せずして
「初めての入り待ち」
をすることに...。まさおさんの東京千秋楽の時は、朝食後に行ったので、当然ながらスペースが開いていなくて、仕方なく、後ろを行ったり来たりしてましたっけ(笑)。
さて、今朝は、とにかく
「寒かったーー(泣)」
セーターにコートも着ていたのですが、風が冷たくて、身体が冷え切ってしまい、おなかは空くし、
「やっぱり、ご飯食べにもどろうかな」
と思ったりしたものの、もう後ろに列ができているし、ここまで待って帰る手はない...。
9時を過ぎると、生徒さんたちがやってきます。でも、サングラスとマスク姿の方が多くて、
「誰だかさっぱり分からない?」
初めて分かったのは、「りく君」だったかな。
「あっきーさん」と「りんきら君」は、何もつけていなかったので、すぐにわかりました。
そして、最後が、退団者の方々。
「ゆうりちゃん」 → 「まやちゃん」 → 「しぃちゃん」 → 「ありさちゃん」
の順。学年+成績順ということでしょうか (退団者挨拶もこの順でした)。
最後は、勿論
「まぁ様」
ちょうど10時位だったでしょうか。素敵な笑顔でした...。あいさつはよく聞き取れなかったけれど、白い花のアーチをくぐって、中の階段は駆け上がっていたような...(笑)
〇 最後の公演
13時過ぎに劇場へ。
当然ながら、B席↑の方の端っこです。前楽は、なるべくオペラを使わず、全体を見るようにしていたので、千秋楽は、基本的に、オペラで
「まぁ様を Lock on!」
していました。でも、オペラで見て、ちょうど全身がきっちり視野に入る程度の遠さ...(笑)
ライブ。ビューイングの方が
「まぁさまの表情とか、よりくっきり、はっきり」
でしょうね。
最後の抱擁。ゆうりちゃんは、かなり大〇きに見えましたが、まぁ様は、いつも通り、いつみても、
「ドミトリー」
でした。
ショーでは、やはり燕尾服になってからの、一連のシーンは、こみ上げる感情が見え隠れしていたように思えました。
〇 サヨナラショー
前楽も見ているので、2回目でした。
王家に始まり、シェイクスピアに終わる。改めて、まぁ様って、
「作品に恵まれていた」
ような気がしました。そして、いずれも、
「まぁ様にしかできない」
ものが確実にあったように思います (北白川先生を見て、さらにそう思いました (笑))。
〇 挨拶
例によって、もうよく覚えていないので、印象に残っていることばを断片的に
「もー、いやになるくらい、言葉が出てきません」
「やりきりました」
「思い残すことはありません」
「誰か、私の笑顔を止めて下さーい」
「ゆりかー」「支えてくれてありがとう」 「......いや、そんなこと......私の方こそ...」
「まどかー」「......」「何、その表情は(笑)」
「この二人の宙組をよろしくお願いいたします」
「私も、観客となって応援します」
最後は、投げキッス3連発で〆
〇 こちらも初めて
みっちゃんの時は、帝国ホテルの方から、劇場前の様子をオペラ見していました。それでも最後は、横断歩道を渡って、こちらに来てくれて、間近を通り過ぎていきました。
今回は、終演後、少しだけ用事を済ませて、15分後くらいには劇場前に戻りました。朝よりは隅っこで1列後ろでしたが、まだ立てる場所がありました。でも、私の後ろ1列で終わりの状態でしたので、まもなく
「こちらは一杯です。反対側にお回りください」
になってしまいました。40~50分ほど待ったでしょうか? 朝よりもむしろ暖かくて助かりました。終演後1時間、19時を過ぎたあたりから、朝とは逆に、退団者の方々から出てこられます。
順番は、朝と一緒ですね。
まぁ様は19時半頃だったかな? さすがにずいぶんと寒くなってきていましたけど、最後横断歩道の前での一礼まで、見届けることができました。19時45分頃だったと思います。
〇 感想で、何度も
「まだ、早すぎる」
的な文章を書いてしまいましたが...。まぁ様は、最初の挨拶の時は、少しこみ上げるものを感じましたが、カーテンコール以後は、いつも、素敵な笑顔で
「やりきった...」
という充実感が確かに感じられました。それでも
「寂しい」
気持ちは、どうしても募ってきてしまいますが...とにかく...
「素晴らしい舞台の数々、本当にありがとうございました」
大劇場お披露目『王家に捧ぐ歌』初日から、今日の東京宝塚劇場千秋楽まで、見ることができた幸運に感謝しつつ、今夜は
『TOP HAT』
DVDを見ながら、グラスを傾けたいと思います...。
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