こんばんは&おはようございます。

 

 都心では思わぬゲリラ豪雨傘に見舞われた所もありましたが、概ね穏やかな陽気だった一週間も終わりに近付いております。来週はもう11月。今年も残り少なくなってきますね。

 個人的にもコロナウィルスに感染し「仕事(在宅)、食べる、寝る」に終始した一週間でしたがようやく外出できるようになりました。体力回復へ・・・、まずは近所周辺のウォーキングor軽いジョギングから始めたいと思います。

 

 そしてプロ野球は明日から日本シリーズが始まります。今年はオリックス×阪神の関西対決。MLBだと同じニューヨークが本拠地のヤンキースとメッツの対戦が「サブウェイシリーズ」と形容されます。59年ぶりとなる関西勢同士の対戦は「なんば線シリーズ」等と言われていますが移動が無いに等しい今回の日本シリーズ。果たしてどんな結果になるのでしょうか。

 

 

 

 

 さて、今日は昼休憩にお昼ご飯を買いに久々に外出しましたが10月だと言うのに汗ばむ陽気だった我が家付近。今年の夏は史上稀に見る酷暑晴れだった事は周知の事実ですが、本格的な秋が始まっても日中の気温が高い傾向が続いています。「大気の状態が不安定」と言うフレーズが10月も終わろうとしているこの時期にニュース等で流れています。その要因を探ってみると、日本近海の海水温は酷暑だった影響が残っており例年より高くなっている事もその一つとして挙げられるでしょう。昨日(26日)の海水温の平年差が以下の通りです。

 

26日 日本近海の海水温(平年差)(気象庁HPより)

 

 赤系色の領域が平年よりも高い所、白が平年並、青系色の領域が平年よりも低い所です。

 日本近海の海水温がこの時期になっても高いのがここ数年の傾向ではあるのですが、今年も全体的に高い傾向にあります。特に三陸沖で例年よりも4~5℃高いのが特徴的です。

 

 一方で上空の寒気流入の様子を気温で見てみると、今日(27日)9時の上空5,500m付近の高層天気図は以下の通りとなっています。

 

27日9時(標準時+9時間後)高層天気図(500hPa気温図 気象庁HPより)

 

  この時期の寒気の目安となる-21℃の等温線(青線)は日本海から東北北部に掛かっていました。これが週末になるとどのような状況になると予想されているか、数値予報図で見てみると

 

28日9時(標準時+9時間後)数値予報図(500hPa気温図 気象庁HPより)

 

 

 29日9時(標準時+9時間後)数値予報図(500hPa気温図 気象庁HPより)

 

  28日から29日にかけて、上空の寒気が本州に南下する予想となっています。地上から暖かい空気が上昇し、上空から冷たい空気が下降し対流する事により積乱雲が発生し「大気の状態が不安定」となります。

 例年だとこの時期、特に北陸や日本海での発雷件数が多くなりますが、海水温が高い今年は寒気が流入すると地上と上空の気温差も大きくなる事から発雷するケースも増えるのではないでしょうか。

 

 山間部を中心に紅葉が見頃となる10月最後の週末。お出掛けすると言う方も多いと思いますが、天気の急変による突然の大雨や突風、落雷、降雹に注意してレジャーを楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

今日の一枚

 今日は十三夜。雲の切れ間から顔を出した所を撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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