こんばんは&おはようございます。

 

 朝晩はすっかり秋らしい気温になりましたが、日中はそれがまだまだ高く汗ばむ陽気になる日もある東京地方。先日、東京駅界隈を散策しましたが銀杏並木の紅葉もみじはまだのようで、銀杏の独特な匂いが辺りに広がっていました。

 一方で北海道の気温を見ると朝晩は一桁、日中の気温も20℃に届かない日が続き平地は秋本番、山間部は雪が降るようになり峠道の運転に気を遣う時期となりました。週末は北から寒気が流れる予想となっており冬の足音が少しだけ聞こえるような天気になるようです。

 

 秋と言えばスポーツ。プロ野球はクライマックスシリーズ、高校野球が各地で秋季大会が始まっています。そして日本が既に舞台から降りた事もあり話題にならなくなったラグビーW杯は準決勝が始まります。対戦カードはアルゼンチン×ニュージーランド、イングランド×南アフリカとなっています。決勝が行われるのは日本時間で29日の早朝4時。果たして栄冠に輝くのはどの国なのでしょうか。

 

 さて、食欲にスポーツに読書に勉強にと秋たけなわの今日の天気図を見てみると

 

19日12時実況天気図(気象庁HP より)

 

 前線に近い北海道や東北北部を除き、概ね晴天で穏やかな陽気となりました。ただ、この前線が南下する予想となっており天気は下り坂となります。そしてこの前線が通過すると大陸から近づく高気圧が西、前線を伴った低気圧が東と西高東低の冬型の気圧配置となります。明日と明後日9時の予想天気図がこちら。

 

 

(上)20日9時予想天気図(気象庁HPより)

(下)21日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

 20日、21日の空気の流れをそれぞれ橙矢印線青矢印線で大雑把に描いてみました。

 寒冷前線が南下する20日は太平洋にある高気圧の縁からもたらされる暖かく湿った空気の影響で日中の気温が高い状態が続くでしょう。天気に関しては上に書いた通り前線の南下により下り坂となるので雨が降る所が多く、前線通過時に突風が発生しうる等、天気の急変に注意が必要でしょう。

 そして前線が通過した後の21日は空気が完全に入れ替わります。等圧線が縦に並ぶ冬型の気圧配置となり日本海側は雨、太平洋側は乾いた晴天になると予想されていますが、空気が冷たく20日ほど気温は上がらないと思われます。これまで気温が高く本格的な出番が少なかった秋物の衣類が本格的に必要になる所が多いのではないでしょうか。土、日と言う事もあり温泉に出掛ける方もいらっしゃると思いますが、気温の変動が大きいのでこまめに天気予報をチェックして頂ければと思います。

 

 では今週末、どの程度の寒気がどの辺りまで入るのか数値予報図で上空1,500m付近の気温の様子を見てみると

 

21日21時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 

    拡大した図がこちらです。

 

 

    18日21時に気象庁から発表された、21日21時の上空1,500m付近の気温図です。

 降れば山間部で降雪の可能性がある0℃の等温線を青色、平地で雪が降る可能性がある-6℃の等温線を紫色で示しています。予報図を見ると、0℃の等温線が北陸から関東北部に掛かっております。条件が揃えば、北海道だけでなく東日本の標高の高い山も雪雪だるまとなる可能性があります。また、-6℃の等温線が掛かっている北海道の日本海側では平地や市街地で初雪雪だるまとなる所があるでしょう。

 

 例年になくスピードが速く且つ、寒暖の差が極端な季節の移り変わりとなっています。紅葉狩りなどお出掛けするのに絶好の季節ですがくれぐれも体調管理にご注意を・・・。

 

 

 

 

 

今日の一枚

 東京駅「ひとり散策」からの帰りに一枚。眠る事のない夜の新宿。

 

「ネオンの光が怪しい雰囲気を醸し出す。」

 

と言った所でしょうか。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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