こんばんは&おはようございます。

 

 今年のゴールデンウィークは昨日と今日休むと9連休。そんな事もあってか、今朝の通勤時に乗った電車はいつもより空いていました。学生さんやカレンダー通りに働いているサラリーマンにとっては普段の平日と変わらわないのですが、それにしても憎らしいほどいい天気、仕事ほったらかして遊びに行きたいくらいのブルースカイでした。

 

 多くの方がお休みとなる後半の5連休が明日からスタートしますが天気がどうなるか気になる所です。まずは今日の天気図を見てみるとこんな感じでした。

 

2日12時実況天気図(気象庁HP より)

 

 前線に近い小笠原諸島では雨が降ったようですが、日本列島は高気圧に広く覆われて多くの所でお天気に恵まれました。また昨日の夕方に大気の不安定な状態をもたらした、上空約5,000m付近の寒気や気圧の谷(トラフ)も東海上に抜けて終日安定した天気となりました。逆に気象予報士試験ではネタにしづらい天気図だと言えるでしょうか。

 

 これが連休に突入する明日以降、どうなるかと言うと以下の通りと予想されています。

 

 3日9時(上)、4日9時(下)予想実況天気図(気象庁HPより)

 

 高気圧の中心が関東近海→太平洋へと抜け、中国大陸の方から前線が近づいてくるので天気が下り坂になる事を予感させますが、4日ぐらいまでは概ね晴れる所が多く、出掛けるも良したまった洗濯物を片付けるも良しと言った感じではないでしょうか。また、昨日上空から流入したような強い寒気もなさそうです。気温が上がり日差しが強くなると思われるので紫外線に対するケアは必要になるかも知れません。

 

 現段階で気象庁から発表されている天気図はここまで。ここから先はスーパーコンピュータが弾き出した数値予報図で連休後半の気圧配置を見てみると、以下のように予想されています。

 

5日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 気象庁HPより)

 

   青で囲った所が日本列島(沖縄、島しょ部を除く)。赤丸が低気圧が存在すると予想されている箇所です。日本付近の天気の主役は高気圧から赤丸で示した低気圧にとって代わります。高気圧の縁から流れる暖かく湿った空気(橙色の矢印)と、大陸にある乾いた冷たい空気とのせめぎ合い、その間に前線が発生すると言うパターンになるでしょうか。次第に天気が下り坂になる傾向が見られます。

 

 これが土(6日)、日(7日)には以下の通りと予想されています。

 

 


 

6日21時(上)、7日21時(下)(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 気象庁HPより)

 

 低気圧を赤色暖かく湿った空気を持つ太平洋上の高気圧を橙色乾いた冷たい空気を持つ高気圧を青色で示しました。6日、7日とも日本列島を境に高気圧が睨み合っているように見えます。そしてオホーツク海上にある低気圧が発達しながら更に北上していきます。性質の異なる高気圧の境に前線(停滞前線)が発生すると思われ、場合によっては荒れた天気になる可能性があります。この前線が更に南下する事があれば沖縄地方はそろそろ梅雨入りとなるでしょうか。

 前回の記事でも書きましたが、アウトドアやアクティビティを楽しむのであればやはり3、4日が良いでしょう。(5日も何とか天気がもつ所はあると思いますが・・・。)

 

 明日からいよいよ多くの人が移動します。鉄道も道路も飛行機もかなりの混雑が予想されるので時間に余裕をもって楽しくゴールデンウィークを過ごして頂ければと思います。

 

 

今日の一枚

 先日、京都を訪れた際に撮った一枚。嵐山にある竹林の小径です。その前に訪れた奈良もそうでしたが、こちらもとにかく外国人観光客が目立ちました。(下の写真は加工して人物を消していますが、人でごった返していました。)

 

 

 

 

 

 

 

 


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