こんばんは&おはようございます。

 

 桜前線の北上も山々の雪解けも加速度的に進んでいる今年の季節の移り変わりですが、今日の東京地方は朝から晩までシトシト雨模様でした。一日中雨が降るのはいつ以来でしょうか。なので、予定していたジョギングも今日はお預け。全国的に気温も上がらず上に書いた季節の移り変わりも一旦休憩でしょうか。春になり日差しが降り注ぐ日は窓際の日なたで過ごす事が多かった我が家の住猫2号(♀推定8歳)も今日はコタツで丸くなっていました。

 一方で、黄砂や花粉症に悩まされている方々にとっては飛散量が少なく「恵みの雨」になったのかも知れませんね。

 

 さて、東京では季節が逆戻りしたかのような天気でしたが、明日の日曜日(16日)の天気はどうなるかと言うと、16日9時の予想天気図が以下の通りとなっています。

 

 16日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

  本州の南岸にあった前線を伴った低気圧と日本海にあった低気圧がそれぞれ三陸沖及び北海道の渡島半島付近に進みます。この時期だと代わって高気圧が日本列島を覆うと言うのが一般的なパターン。

 上の天気図を見ると低気圧が近づく北海道、東北北部は荒天となる可能性がありますがそれ以外の地域では今日以上に天気が崩れるという事はないと思います。とは言うものの高気圧がすぐにやって来るような気圧配置ではなく低気圧の影響がまだ残るような気圧配置なので、東京は急速に回復すると言うよりは晴れ間が見られる時間帯もある、と言うような空模様になるのではないでしょうか。そして、上空の寒気の様子を数値予報図で見てみると以下の通りとなっております。

 

 

 

 

上から

 16日9時、21時、17日9時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 

 気象庁から発表されている16日9時~17日9時の12時間毎の数値予報図を並べてみました。0℃以の領域を青線で示しましたが16日9時に北海道の一部に掛かっていた0℃の等温線が徐々に南下し17日9時には東日本を覆うようになります。明日の日曜日、晴れれば日中の気温が今日よりもかなり上がる事が予想され、そうなると寒気流入のタイミングで大気の状態が不安定となります。午後から夕方にかけて「落雷、突風、降雹」の3点セットに注意が必要な空模様になると思われます。この時間帯にお出掛けされる方は雨具を用意する等の対策をした方が良さそうです。

 

 最後に気象庁からゴールデンウィーク前5日間の予想気温が今日(15日)発表されました。

 

4/23~27 5日間平均気温(気象庁Hより)

   

   ご覧の通り、全国的に平年より気温が低くなる予想となっております。また、同じ期間に日本付近の偏西風が蛇行する傾向にあると予想されている事から寒気が入りやすい気圧配置になる可能性もあります。主導権を早々と春に明け渡してしまった冬将軍ですがやはり思い残した事があるのか、先週、今週、そしてこの後と、僅かに残った力を振り絞りささやかな抵抗を見せるのであります。

 

 

今日の一枚

 桜が見頃だった3月終わりに近所の川沿いで撮った一枚。桜のトンネルです。

 

 

 

 

 


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