こんばんは。

 

  15日に行われたサッカーW杯ロシア大会アジア最終予選で日本代表はサウジアラビアの追撃を振り切り2-1で勝利を収めました。これでW杯出場圏内のグループ2位を確保し最終予選前半戦を終えました。

 

   負ければロシアへの道が遠のく重要な一戦でしたが、選手もベンチも躍動しグループ上位のライバルであるサウジアラビアを下しました。

   ここ最近の代表戦で目立った活躍を見せている原口選手の攻守にわたる献身的なプレーもさる事ながらやはり驚いたのは、これまで岡田(オシム)及びザッケローニ体制、そして今回と長きに渡り代表を牽引してきた本田選手らをスタートで使わなかったハリルホジッチ監督の博打とも言える采配でした。

   仮にこの試合で勝ち点3を獲得出来なければ今頃「Au revoir」(さよなら)のセリフを残して去るべく身支度の準備に追われている可能性もあった中でついに舵を切りました。看板選手とは言えクラブで試合に出ていない選手は使わないと言うメッセージを内外に発信した訳です。少し遅かったような気もしますが、これから生き残りに向けた競争が生まれ、例え主力選手でも指揮官のお眼鏡に適わない選手はふるい落とされるでしょう。世代交代の変わり目となる一戦だったと後で語られる試合になるかも知れません。

  かつてフランスの地まで行きながらW杯のピッチに立つ事を許されなかったカズ選手、南アフリカでの中村俊輔選手と、これまでも見られた世代交代のシーン。サッカーに限らずどの世界でも競争があるのが現実です。チームが沈滞する事なく成長していく為には仕方のない事だと思います。今までポジションが安泰とされた選手にとっても良い刺激になったのではないでしょうか。


  首位サウジアラビアを下したものの日本が所属するグループBは勝ち点差1に4チームがひしめく大混戦。後半戦最初の試合となるアウエーでのUAE戦は今回以上に重要な、そしてホームで土を付けられた相手とあって痺れる一戦になるでしょう。未だに先を見通せない険しい道を乗り越える事が出来るのか。一皮剥けたこれからの代表チームに期待したいと共に、痺れる展開でキャリアのある選手の力が必要な場面はあると思います。コンディションを整えて(所属クラブで試合に出られるよう)準備して欲しいですね。

 

 

 

 

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