今年を振り返ると、そこには沖縄 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

今年最後のブログを、ネーネーズの唄を聞きながら、書いています。

それは、大掃除をしながらふと手に取ったのが、私がかつて所属していた伊藤塾で書いた沖縄スタディツアーの原稿が目に触れ、それを読むうちに無性に沖縄の心をうたう唄が聞きたくなったからです。

 

今年を振り返ると、息子がサッカー、インターハイで全国制覇を果たした沖縄は、いろいろな意味で忘れられないものとなっていることに、あらためて気が付いています。本当に沖縄からは、偶然とは思えぬほどの気づきをいただき、いくら感謝してもしきれない程の想いを感じています。

 

 

振り返ると、私にとって単なる受験指導校の講師から、法律家としての司法書士を覚醒させてくれたのが、被災地としての沖縄でした。

伊藤塾講師となった最初の年、司法書士の講座はまだ立ち上げたばかりで、とても自分に余裕がなかったため、受験勉強のための指導機関なのに、面倒なツアーだと思って参加したのが、沖縄でした。

ところが、そのツアー初日の戦争被災者の話から、その衝撃ゆえに、自分自身の勘違いに気づくことになり、実際に被災地である現地に足を運び、体験者からの話を聞く大切さを学ぶことにもなりました。

 

というのも、沖縄の被災者に触れるまでの私は、「戦争や基地も国家を守るためには必要だ」という考えだったのに、「尊い人の命が道具として使われ、大切な人の命が理不尽に奪われる戦争は、どんな形であれ賛成できない」と、大きく変わっていました。

地上戦があった戦地沖縄では、どれだけ多くの人が犠牲になっていたのか、その遺族の痛みや悲しみを知らず、偉そうに講師として講義をしていた自分の傲慢さを、沖縄での戦争被災者を知るたびに、思い知らされました。

 

毎年のように訪れる被災地沖縄からは魂が揺さぶられるほどの衝撃と新たな発見があり、心の底から涙がにじみ出て、人間としての稚拙な私の感性を磨くことができました。

当たり前のことが実はまったく当たり前ではなかったこと、今まで何も感じられなかったことが、とても親身に感じられることになったこと、他人事にしか思えなかったことが、いつ自分に降りかかってくるかもしれないことを、沖縄という地上戦があった現地において、実際に被災者の話をきき、自分自身の五感を通して感じることができました。

 

講師から司法書士業務への現場への舵を切るきっかけも、被災地である東日本大震災の現地に足を運ぶことだったからですが、今年も、それを違う形で実感でき、本当に沖縄には感謝してもしきれない想いがいっぱいです。

今年を振り返ると、やはり、そこには沖縄がありました。

 

 

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