地震と朝鮮半島

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エッセイも兼て。気になるニュースが二つ。

 一つは地震の報道だ。昨日、インドネシア・バンダアチェから南西434キロの地点、23キロの深さにある地点を震源とする地震があった。2004年のスマトラ島沖地震の誘発地震だという見方がされているらしい。

 我が国が遭遇した東日本大震災において、インドネシアから毛布・缶詰の援助やLNGの追加融通(詳細は外務省のサイトにあります)を受けた。こうした支援への恩返しとして、政府が今回の震災の被害状況を早急に把握し、政府が率先して迅速かつ適確な支援を行っていくことが、国際社会に生きる国としての務めであろう。

 そして、こうした務めは災害救助のときと同様、我が国の力試しの場でもあることを忘れてはならない。情報把握、分析、国境を越えた国家的活動、どれも国の力が試されるものばかりだ。

 なお、時を同じくしてメキシコ西海岸においても地震があったことを付け加えておく。

 
 もう一つは、韓国の議会(一院制)総選挙の結果についてだ。大方の予想を覆し、与党(セヌリ党)が議席の過半数を守った。
 他力本願なことを書くのは申し訳ないし、いつハンナラ党からセヌリ党へ改名したのかも知らないのだが、ホッとしたというのが正直な気持ちだ。
 年末の韓国大統領選挙の結果次第でもあるが、与党勢力が来年以降も政権を握るのか、野党勢力が政権を奪い返すのかは、朝鮮半島情勢に大きな影響を与える。李明博政権になってからの北朝鮮に対する制裁は、確実に北朝鮮に影響を与えている。今年はその制裁が続いていくのかどうかの分かれ目の年なのだ。

 もちろん、私たちにとっては、我が国が拉致問題や想定される有事を前に、北朝鮮に対していかなる態度を示していくかが重要である。ただ、時流を読み解くのもまた重要なことだ。