新日本プロレス 青森・弘前大会観戦記 2024年6月18日 | hiroyouのブログ

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17時30分に会場到着。

この日はファンクラブ撮影会に参加予定。


私は撮影会も含め、会員イベントに参加するのは今回がまったくの初めて。

今まではまったくの「ペーパー会員」だった。


会員だとこのような特典をうけられるのだが、私も大方の人と同じように組織に属して雇われて働いている身。


なかなか開催日のその時間に出向くことが難しかったのだ。

今回はたまたま開催日が休みの日だったので、参加できるメドがついた。



試合開始は19時からで、入場は18時から。

まだ30分時間があるけどもう長蛇の列。

私は係員の人に訊ねて会員の列に並んだ。




このとき、私は初めて新日本さんの会員の皆さんを目にした。



こんなに大勢居るんだぁ。

それが新鮮だった。



ザッと100人ぐらいか?

もっと居たかな...........。

人気のロスインゴや新日本のTシャツを着ている人が大半だった。



私の前に並んでいたのは、小学生ぐらいの男の子と小学生になったばかりぐらいの男の子の、兄弟と思われる子たちふたりと、そのお父さんらしき男性。


3人とも新日本のTシャツを着用している。

上の子は帽子もロスインゴ。

親子で会員で、熱心なファンらしい。

なんだか微笑ましい光景だった。




ほどなくして私たち会員が先に入場。



この日はSANADA選手のサイン会も開催される。

先着順でグッズ購入した人がサインをもらえるシステム。



先に会場入りできた私たちは、余裕でサイン会に参加できた。

私もSANADA選手のTシャツを購入して引換券をもらった。




この日はボルチン・オレッグ選手との撮影会。

快く応じてくれたオレッグ選手とスタッフには感謝。



続けてSANADA選手のサイン会にも参加。


無事にサインもいただけて、2つの特典をうけることができた。




グッズ売り場もスゴい長蛇の列。

19時近くでもまだ並んでたみたい。

ロビーでは、さらに本間選手のサイン会も行われていた。

だから試合開始の19時になるまで途絶えなかったのでは?




さすがはプロレス界最大の団体。



田舎でもこれだけの人気を誇る団体は、新日本プロレスだけでしょう。

この日は二階は空席が目立ったが、1000人を超える観客動員。

一階の席はほぼ埋まった。

オカダ選手退団の影響は無いと言っていい。




19時試合開始。



北側のゲートから出場選手が入場してくる。



第一試合はヤングライオンのシングルマッチ。

安田VS永井。


10分1本勝負で時間切れ引き分けだったけど、スピーディーで白熱!

かなり見応えがあった。

もう5分ぐらい見たかった気がする。



以降、第2試合、第3試合と進んでいく。




メインは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンVSハウス・オブ・トーチャーの8人タッグ。

ロスインゴの勝利で激闘に幕。

辻選手のマイクで終了。





ここからはちょっと気になったことを。




この日は19時に試合開始だったので、18時過ぎぐらいに会場に着けばいいと思ってた。



ところが開催日当日の朝、公式サイトで会員対象の撮影会があると知った。


あれ、開催するの?


2、3日前はなにも発表なかったから、てっきりやらないんだと思ってた。

他の何かでは発表してたのかな。


この日はたまたま休日だったので、家を早めに出ることが可能だったので問題なかったけど......。





成田蓮選手への声援が少なかったのはちょっと驚いた。

地元出身の成田選手は堂々のメインに出場。


とはいえ、花束贈呈なども無かった。

っていうか、新日本ではそういうの無しだったか?


まぁ今はヒールユニットに属してるし、そのイメージもあったのけれど。

それにしてももう少し声援が多くてもよかったし、会場にはたれ幕もなかったし、ファンのナリタコールも無しで、なんかちょっと淋しかった。




ロスインゴメンバーの入場シーンの良さ。


この日はティタン、BUSHI、辻、内藤の4選手。

お馴染みのメンバーが1人ずつ現れ、4人揃ってリングへ。

相変わらず絵になる4人だった。




新日本プロレスを年に1、2回生観戦してるけど、今回も全然楽しく観戦できた。


会場も盛り上がったし。

一番人気は毎度ながら内藤選手だった。




私は地上波テレビやスカパーで、後楽園大会や都市部でのビッグマッチを観るけど、同じような試合内容やカードを生で観たいなんて、そんな無理なことは言いません。


  



プロレスラーは命を懸けてリングに上がる。


あのような内容の試合を地方でも連日やっていたら、レスラーの身体がいくつあっても足りないでしょう。



レスラーが引退を早めたり、負傷で動けなくなったりなんて、ファンは誰も見たくない。



主力で人気ある選手でも出場しない選手が何人もいたけど、それも諸事情によるもので致し方がないと思う。


まぁ、その人気選手が御目当の人もいたでしょう。

ガッカリしたファンも居たと思うけど。





そこで、新日本プロレスにひとつ言いたいことは、



「チケット代金、もう少し値下げしていただけませんか?」



ということ。



チケット代金を下げられないのでしたら、グッズ代金を値下げしてくれるとか。


新日本さんは都市部での開催は大盛況のようだし、その分を地方に還元する意味合いも含めて。




いかがしょうか?




たとえば、冒頭に書いた新日本ファンの親子3人は、この日3人でいったいいくらお金を使うのだろう。



今回の青森・弘前大会は、


一番高い特別リングサイド席で10500円。

二番目の席が8500円。

(私はこの席を購入)


二階特別席が7500円。

二階指定席が6500円。




これに当日のグッズ購入代金、交通費、飲食費......。


こうなるとちょっと想像がつかない。

細かく言えば、毎年の会費も支払っている。




青森県民の平均年収は、全国平均を下回る。




富裕層の家庭もあるにはあるけど、ごく一般的な家庭なら趣味のプロレスに回せる費用はどれぐらいなのかは、青森県内で勤めて働いている人ならだいたいはわかります。


一番高い特別リングサイド10500円の席は、私ら働いている身でも厳しい。




チケット代金が高くて行くのをあきらめた、とか、子供たちは行きたがったけど親が叱ってあきらめさせた、なんてことあったかもしれない。



チケット代金って子供たちが小遣いで買える金額かな?



地元にプロレスが来るならと、無理してチケット買って都合つけた人もいたと思う。


プロレス好きな人は、そりゃ会場に出向いてプロレスを観たい。


もし今回行くのをあきらめたら、また6ヶ月〜1年ぐらい待たなければならないし。





プロレスに限らず、プロ野球やJリーグ、アイドルなどにも熱中すればそれなりにお金はかかるでしょう。


熱中の度合いによってはプロレスを上回る費用がかかるかもしれない。



けど同じプロレスが好きな者としては、やっぱり多くの人で会場が埋め尽くされてほしいし、観客が多いほうが試合も盛り上がる。

試合をするプロレスラーも気合が入るのでは?




そんな思いは団体側もファン側も一緒だと思う。



グッズ代金に関しても同様です。 





と、一方的に私たちファンの側からばかり主張してきたけど、プロレス団体を運営する側からみればまた違うでしょうな。



値下げなんて無理も無理。

もっと値上げしないとやっていけない。


と、たぶんそうなんだと思うけど.....。



だから複雑です。



この件に関してはあまり書く気はおきなかったけど、あの新日本ファンの一家を思い出したら書く気が先行してしまった。








ここで、私のプロレスファン度レベルを書かせていただきますと、


1990年代。

新日本では闘魂三銃士、全日本では超世代軍が活躍の頃は「超」に近いプロレスファンだったと思う。


毎週プロレス雑誌を買っていたし、東京まで観戦に出かけたこともあった。

当時はちょうど多団体時代で、プロレス人気が高かった時代。




そんな私も、仕事が多忙になり徐々にプロレスファンから遠ざかるようになった。



再びプロレスを生観戦することが多くなったのは、この10年ぐらいか。



けれどファンのピークだった頃には遠く及ばない。

この10年は年に1、2回の県内での生観戦と、テレビやスカパーで観戦するぐらい。


今は雑誌も読んでないから、若い選手などは知らない選手も多い。



まとめると、


1980年代後半 → 普通のプロレスファン


1990年代   → 「超」に近いプロレスファン


2000年代前半 → 「超」に近いプロレスファン


2000年代後半 → 普通のプロレスファン〜

           ファンと言えなかった時期


2010年代前半 → ファンと言えなかった時期


2010年代後半 → 普通のプロレスファン


2020年代   → 普通のプロレスファン