いやー革命の連鎖すごいですね。

これによって民主的なよい国になることを祈ります。ああ言った国は思想警察が大体いるけど日本にも一時期いたんですよね。特高警察っていう拷問で有名な組織です。そこの人たちは戦後どうやって生きていったのだろうなぁ・・・。

さて、革命は革命としてちょっと視点を変えてみましょう。僕が思ったのはこういった際の保険金の支払いはどうなるのだろう?という疑問です。

なぜかというと先日「ニューズウィークで振り返る第二次世界大戦の報道」といったようなタイトルの本読んだんですね。色々興味深かったのですがそれに載っていたのがドイツにおける「水晶の夜」事件の後日談でこれが面白かったんです。

「水晶の夜」事件というのはこれはナチスドイツが扇動してユダヤ人商店の窓ガラスを片っ端から割って略奪してユダヤ人排斥を決定的にした事件です。ガラスが朝散らばってたから水晶の夜と呼ばれてるそうです。

それでですね、ナチスの政府高官がこの事件の後会議で「ユダヤ人はこういう時のために必ず外国の保険にも入っているがその支払をどう邪魔してやろうか?その法的な根拠について」ってのを真剣に議論してるんですよ!
なんでもほっといたら保険の支払い対象内でユダヤ人は一銭も損しないかも・・・という話だそうで笑 さすがだなぁ。

またこの時割れたガラスの復旧が物凄く大変でもともとドイツにはガラスが不足してたもっと困窮したそうです。

熱狂騒ぎの後には後片付けがつきものですね。

この本にはアメリカ軍がドイツ人にユダヤ人強制収容所を無理やり見学させていたというなんだかすごい話も載ってて面白かったですよ。ではでは