ギターのネックは何本と質問してみようか?
君はおおかた「1本」と自慢げに答えるだろう。
あ・ま・いっ!
だから素人だっちゅーのっ!(byパイレーツ)
僕ほどの玄人になると「ダブルネックもありゃーすが!」と余裕で答える。(写真参照)
その玄人が昨夜絶句した。
桃でも端午でもないのに絶句した。
それもゼップなんばで絶句した!!
Steve Vaiのステージに突如3本ネックのギターが登場したのだ。
「ト・ト・ト・トリプル・ネックゥ〜〜ッ!」
「どえりゃぁ、いかついでかんが!」と客席で息を呑む僕。
12弦と多分6弦とベース、それも途中からフレットレスとかの奇妙なエレキギター。
ストラップで肩にかけて演奏するには重すぎるのでスタンドに固定されたその奇天烈なギターを彼はいとも簡単に操った。
壮大なロック組曲が紡ぎ出され完璧にノックアウトされた夜だった。
ハードロック、否。
メタルロック、否。
ジャズロック、否。
プログレロック否。
ひと言では表せないスティーブ・ヴァイ。
ハード・プログレ・メタル・ロックの鬼才とでもなるんだろうか。
いやあ、ほんま凄かった。
でもあの3本ネックのギターはどんなケースに入れたはるんやろ?
それを考えると夜も寝むれぬ僕が居た。(真っ赤なウソだぴょーんっ)