●紅茶の値段に悩む遺族





恥ずかしながら、


私はこの相談を受けるまで、


紅茶がそんなに高い物だとは思っていなかった。







というのは、


今回の相談は、


紅茶の値段が高いという事が悩みの一因だったからである。






彼女の父親は、海外生活が長かったせいもあり、


大の紅茶好きだったという。


その為に、生前は毎日帰宅後に


チーズケーキを食べながら紅茶を飲むのが習慣になっていたそうである。





そのお父様が心筋梗塞で亡くなってからは、


家族は仏壇に、毎日紅茶を供えてあげているという。






父親以外の家族は、特に紅茶が好きという訳ではなく、


父親が生前紅茶を飲む時に、お付き合いで飲んでいた程度だったという。





亡くなってからは、家族は紅茶は飲んでいない。


というか、残っている紅茶はお父様の為に使うので、みんな飲まないのだという。







さて、そんな中での相談はというと、






お父様がお好きだったのは、


銘柄名は忘れてしまったが、


インド産のダージリン茶だそうで、100gで15000円以上するという。





ちなみに一杯分の紅茶を作るには、


3gの茶葉を使うという。(茶さじ山盛り1杯)






しかし、


毎日供えていたので、段々と父親が保存していた高級な紅茶も


4ヶ月もすると、やがて全て無くなってしまった。





かといって、


母子家庭となった残された家族には、


100gで15000円以上もする高級な紅茶を買う事はできず、




仕方なく、それ以後は、


安い紅茶を買って供える事にしたという。






ところが、


最近になって、


母親は亡き父親が怒っている夢を見ると言うのである。






これは、やっぱり亡き父親が好きだった高い紅茶を供えないからでしょうか?






そんな相談だった。









「どうして、亡きお父様が、


 紅茶について怒っていると、お母様は感じたのでしょうか?」





「墓参りも頻繁にしていますし、ご飯を炊いた時は供えていますし、


 他に考えられる事がないものですから・・・」という。







高い紅茶を好んだ父親と、


それを供える事が続けられなくなった遺族。





この相談は、品を変えただけで同じ様な問題を抱える遺族はいるかもしれないと思った。








後半は、明日のブログに続く。