2日は、大和駅北口での朝立ちからスタートしました。普段通りに市議会レポートを配っていましたが、自転車の男性が車椅子の女性に衝突する事故を目撃しました。構内には歩行を促す表示板が取り付けられていますが、まさに表示板の目の前で起きた出来事でした。
 
 車椅子が転倒してケガをするということはなく、幸いにも事なきを得ました。すぐ側に居合わせた警察官が事情聴取していましたが、マナーは大切です。私も気を付けたいと思います。
 
 
 さて、ここ数日、世間を賑わしているニュースと言えば、10~20歳代の男女9人の遺体が発見された事件でしょう。現場は、私が住む大和市のお隣の座間市のアパートであるだけになおさら衝撃です。
 
 私が産経新聞の在籍時に、社会部の司法クラブで裁判を担当していたことがありました。女性を殺害し、遺体を細かく切り刻んでトイレに流していた事件の公判を傍聴し、おぞましさに戦慄を覚えましたが、今回の事件はそれをはるかに凌駕する前代未聞の凶行です。
 
 被害女性と知り合ったきっかけとされる「自殺サイト」はこのままでよいのか。SNSの犯罪利用をどうやって防げばよいのか。白石隆浩容疑者はサイコパスなのか。闇を抱えているとすれば何か。家庭環境はどうだったのか。教育に不備はなかったのか…。
 
 動機や犯行の手口などを解明して事件の全容を明らかにすることが先決ですが、「異常人格だから」の一言で片づけず、再発防止に向けて社会全体で考えなければならないと思います。