2017年04月01日  ソフトバンク好スタート!! | プロ野球は巨人・Mリーグはコナミ好きなオヤジのブログ

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子供の頃から巨人ファン。小学生で麻雀を覚え、高宮プロのファンになりMリーグではコナミを応援中。昨年野球のWBCで中川絵美里NCのファンになりました。Mリーグでは菅原千瑛プロに期待しています。

巨人阿部 2試合連続お立ち台!!

 

 

 

 今日も各地で接戦や乱戦が繰り広げられた。つい最近まではWBCの短期決戦を観戦していたので、143試合のうちのまだ2試合目で各チームの実力が解る訳ではないが、やはり強そうなチームは結果を出している。

 

 

 まずはパリーグの千葉ロッテvsソフトバンクの試合は、ソフトバンクの先発中田投手が昨日の和田投手に続いて安定した投球で7回を無失点でチームの勝利に貢献。千葉ロッテは初回にソフトバンクの内川にタイムリーを打たれて1点を先制されると、4回には失策が絡んで2失点して自滅した。結果は4-1でソフトバンクが開幕2連勝と好スタートとなった。明日の予告先発は千葉ロッテが唐川投手・ソフトバンクが東浜投手の予定。

 

 西武vs日本ハムの試合は、昨日守備の乱れで黒星スタートとなった日本ハムが、先発メンドーサが5回1失点と試合を作り、打線は3回に西川の先制本塁打と近藤のタイムリーで2点を先制。さらに5回にはレアードの犠牲フライで1点を追加。6回以降は日本ハムが得意の継投で、谷本-宮西-増井-マーティンと継投して3-1と2点のリードを守り切って勝利して1勝1敗とした。明日の予告先発は西武がウルフ投手・日本ハムがエスコバー投手という外国人投手対決の予定。

 

 オリックスvs楽天の試合は、1-1で迎えた3回表に、楽天がオリックス先発コーク投手を打ちこんで4点を取り5-1と序盤でリードした。オリックスは6回裏に楽天先発の辛島投手を攻略してマウンドから引きづり下ろしたが、1イニングで4安打を打ちながら1点しかとれず、逆に楽天は7回以降オリックスが登板させた3投手から8点を奪い、13-2で勝利して開幕2連勝とした。明日の予告先発はオリックスが西投手・楽天が古川投手の予定。

 

 

 セリーグはまずヤクルトvs横浜の試合。横浜の先発クライン投手は5回を投げて、4回の畠山のソロ本塁打の1失点に抑えるまずまずの内容。一方のヤクルト先発の小川投手は初回に筒香のタイムリーヒットで先制されると、3回にはロペスにタイムリー2塁打を打たれて5回で約100球の球数を投げて交代した。6回以降は両チームのリリーフ陣の対決となったが、横浜のリリーフ4投手が走者を出しながらも何とか無失点に抑えたのに対して、ヤクルトは6回に2番手で登板させたギルメット投手が横浜打線に打ち込まれ、1イニングも持たずに4安打4失点と炎上してしまった。結局この4点で試合が決まり、横浜が5-1で勝利して1勝1敗とした。明日の予告先発はヤクルトがオーレンドルフ投手・横浜が濱口投手の予定。

 

 中日vs巨人の試合は、3回表に中日のバルデス投手が自らライトスタンドへソロ本塁打を打って1点を先制すると、4回には堂上のタイムリー2塁打で1点を追加して、中日が序盤で2-0とリードした。巨人先発の田口投手は5回で102球も投げて2失点で交代した。田口投手が5回で降板した巨人は、リードされているとはいいながら、6回表にルーキーの谷岡投手を起用した。谷岡投手は6回を1四球ので無失点で切りぬけると、7回表もマウンドへ上がった。すると1死からまたしてもバルデス投手に内野安打を打たれ、1番大島に四球を出し、2番荒木にヒットを打たれて1死満塁となった。しかし高橋監督は動かずに谷岡続投。谷岡は続く3番ゲレーロをピッチャーゴロ併殺打に打ち取って7回も無失点で投げ終えた。一方の中日先発のバルデス投手は、6回まで巨人打線を2安打無失点に抑えてはいたが、6四球と制球が悪かった。そして7回に巨人打線に2安打・1四球で1死満塁とされたところで2番手の又吉投手と交代した。中日ベンチもさすがに7四球の投手を満塁で続投はさせられなかったのだろう。又吉投手は3番坂本を見事に三振に打ち取って2死としたが、昨日から好調の4番阿部に押出しの四球を出して2-1と1点差に迫られた。1点差に追い上げた巨人は8回表にはまたしてもルーキーの左腕池田投手を登板させた。池田投手は1四球を出したが、中日打線にヒットを許さずに無失点で切りぬけた。そして巨人は9回には山口投手が登板して、無失点で投げ終えて9回裏の反撃を待った。8回を祖父江投手で切りぬけた中日は、9回裏には田島投手がクローザーとして登板。田島投手は巨人の先頭の代打亀井を三振に打ち取ってまず1死を取った。ここで1番中井の打順で高橋監督は代打村田を起用。村田は期待に応えてライト前にヒットを打って出塁して代走重信と交代した。続く立岡はそのまま打席に入り、1塁ゴロで併殺崩れで走者が入れ替わって2死1塁となった。しかし田島は続く3番坂本に痛恨の四球を出してしまい、2死ながらも1・2塁で4番阿部に打順を回してしまった。2・3塁だったら阿部を敬遠してマギー勝負だろうが、1・2塁だった事が巨人にとっては幸いだった。阿部は田島投手の3球目をレフトスタンドへ飛び込む逆転サヨナラの3点本塁打を打って、土壇場で巨人が4-2と逆転勝利して開幕2連勝とした。巨人は今日も阿部一人で4打点を取り、昨日からクリーンアップの3人しか打点をあげていないが、打つべき選手が打てば勝利できるようだ。そしてルーキーの2人の投手には素晴らしい開幕になったのではないだろうか。リリーフ陣が弱いとされている巨人の救世主になれるか注目である。明日の予告先発は中日が吉見投手がいよいよ登板で、巨人は大竹投手が先発予定である。オープン戦終盤で打ち込まれた大竹投手が明日復活できるかに注目。そして吉見投手の完全復活はあるのか。吉見投手がそこそこの調子だったら、明日の巨人打線は相当苦労するだろう。

 

 最後に阪神vs広島の試合。昨日も乱戦だったこのカードは今日も5時間30分という大乱戦になった。1回表に阪神が広島先発の岡田投手から、打者一巡の攻撃で4点を取れば、1回裏に広島が丸の3点本塁打で3点を返すという立ち上がり。しかし2回表に阪神は無死から3連続四球で満塁とすると、内野ゴロと犠牲フライでノーヒットで2点を取って6-3とリードを広げた。試合は3回・4回と落ち着いたと思われたが、阪神が6回に2点、広島は5回に2点・6回に2点7回に1点と小刻みに得点を返して、7回終了時には8-8の同点になった。ちなみに、同時刻に開始された中日vs巨人の試合はこの時点ですでに試合が終わっていた。8回・9回は両チームともヒットはでなかったが、両チーム合わせて7四球に1失策という時間だけがかかる試合となり、結局試合開始から5時間で9回が終わって、8-8のまま延長戦になった。試合は9回表から登板していた広島の中崎がイニングをまたいで10回表も無失点で切りぬけ、10回裏に阪神はドリス投手を登板させた。広島は1死からエルドレッドがヒットで出塁して代走上本を起用した。するとドリス投手は走者に対して神経質になり、1塁への牽制球が悪送球になって上本は2塁へ進塁。さらに広島の代打の下水流のショートゴロを、途中から守備についていた糸原が1塁へ悪送球して1死2・3塁と広島がサヨナラのチャンスを作った。阪神は続く安部の打順で満塁策は取らずに安部と勝負に出たが、阿部の打球は前進守備のセカンドへの強いゴロとなり、阪神セカンドの大和が見事に飛びついてホームへ送球したが、走者の生還の方が早く、広島が9-8で何とか阪神を振り切ってサヨナラ勝ちして1勝1敗とした。この試合で両チームが与えた四死球の数は何と28という数字で、これは1試合のプロ野球新記録らしい。今日の試合がもしもナイトゲームだったら、試合が終わった時間は翌日になっていた可能性もあった。両チームとも早くリリーフ投手を立て直さないと、今後の戦いも苦しくなりそうだ。明日の予告先発は阪神が能見投手・広島が九里投手の予定。

 

 

 私が開幕の6つのカードで最も注目していたのは、千葉ロッテvsソフトバンクの試合だったが、やはりロッテは開幕戦でエースの涌井で勝てなかった事が痛かったのか、今日も打線が元気なく連敗となった。ソフトバンクを倒さない限りパリーグの優勝はあり得ないから、明日は何としても1つは勝っておきたいところだ。一方優勝候補と予想はしたがあまり開幕ダッシュを期待していなかった巨人が、クリーンアップの効率の良い打点で2連勝し、2試合で4失点と投手陣もまずまずの結果。しかし明日の吉見投手は中日の真のエースと言える投手だし、大竹投手の調子は良くない。が巨人明日も勝利出来れば、開幕ダッシュに成功する可能性はあるが、果たして吉見投手を打つ事ができるか注目だ。