2015年06月19日 巨人 vs 中日 観戦記  巨 5-8 中 | プロ野球は巨人・Mリーグはコナミ好きなオヤジのブログ

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子供の頃から巨人ファン。小学生で麻雀を覚え、高宮プロのファンになりMリーグではコナミを応援中。昨年野球のWBCで中川絵美里NCのファンになりました。Mリーグでは菅原千瑛プロに期待しています。

2015年06月19日 本日の巨人戦観戦記


 巨人 vs 中日 10回戦 東京ムドーム 18:00PB  巨人 5勝4敗


     先発投手 巨人 菅野 6勝5敗

            中日 大野 7勝2敗


 このブログの読者の方なら私がこれから何を書きたいのかはすでにお判り打と思いますが、ヤクルトの畠山と中日の平田には絶対に打たれてはいけないと毎回コメントしているのに、やはり今日も肝心なところで平田に一発を打たれての敗戦。リリーフ陣が炎上して好調だった宮國が一発を打たれるというおまけつきでの5連敗。明日以降の巨人は先発投手にかなりプレッシャーがかかるだろう。しかし今日も長かった試合時間。試合終了後にブログを書く人の身にもなって下さいと言いたくなる感じでした。


 数字だけを見れば、現在のセリーグの右のエース vs 左のエースの対決。試合は中盤まではエース対決にふさわしい接戦だったが、終盤に先発投手が降板してから試合が激しく動く展開となった。巨人は故障で二軍調整が長引くと思われていた阿部と村田の元主砲の2選手を本日一軍登録して、長野を本来の1番に置き2番井端・5番阿部・6番村田という開幕戦に近いオーダーに戻して交流戦後の再スタートを切った。


 試合はいきなり巨人が初回の大野の立ち上がりを攻めて、先頭長野が四球で出塁すると亀井のヒットで1死1・3塁とチャンスを作り、坂本の内野ゴロが併殺崩れとなる間に長野が生還して巨人が1-0 とまず大野から先制点を取った。その後も巨人は3回に井端が2塁打、4回には坂本が3塁打で出塁したが、いずれも2死からで追加点を取る事が出来ずに6回まで1点のみという結果だった。


 一方の巨人菅野は序盤から3イニング毎回ヒットを打たれてはいたが、連打を許さずに中日を5回まで無失点に抑えるというまずまずの立ち上がりを見せた。しかし菅野は6回表に1番大島からの攻撃を簡単に2死を取ったが、そこから平田・ルナに連続の2塁打を打たれてあっという間に1-1の同点とされてしまった。、菅野はこれで動揺したのか、さらに和田・荒木に連続四球を出して2死満塁とピンチを広げたが、エルナンデスを三振に仕留めてピンチを乗り切った。菅野はこの試合は7回で交代したが、失点はこの回の1点のみだった。ここが菅野と杉内の大きな違いだと改めて感じた。菅野は決して調子がいいとは言えない内容だったが、ピンチを招いても最少失点で抑える事が出来る。杉内はこのようなピンチを迎えるとさらに連打で失点が1点で済まないのが現状。菅野の防御率はこういう余計な失点をしないという事の積み重ねで作られたものである。


 7回表菅野が無失点に抑えると、その裏巨人は先頭の相川が左中間への2塁打で出塁し、代走に鈴木尚を出して菅野の打順で實松を代打に送った。そして實松のバントは中日内野陣の野選を誘って無死1・3塁というチャンスになった。ここで打順が1番に戻って、長野がセンター前にタイムリーを打って2-1と勝ち越し点を取りさらに無死1・3塁と攻撃が続き井端もセンター前にタイムリーを打って3-1 とリードを広げてさらに無死1・3塁として大野をマウンドから引きずり下ろした。そして中日が2番手に祖父江を登板させると、亀井がきっちりと犠牲フライを打って4-1と3点リードを取った。大野は5月23日のリベンジで登板したが、その日と全く同じような展開で降板して今日も勝利投手にはなれなかった。しかしこの回菅野に代打を送ったが代打實松は送りバントだった。ならば菅野をそのまま打席に送ってもよかったのだろうが、この日の菅野は序盤から球数が多かった事で続投を諦めたという事だろう。菅野が8回をなげられる状態だったら展開はかなり変わっていただろう。


 8回表から巨人のリリーフ陣の大炎上が始まる。まずは2番手にマシソンが登板したが、1死からルナの四球・森野のヒットでピンチを作ると続く和田にセンターへタイムリーヒットを打たれて4-2と2点差にされてさらに1・2塁で中日は代打に小笠原を起用した。すると巨人はマシソンを交代させて3番手に山口を投入したが、山口は小笠原を四球で歩かせて満塁とすると続く代打福田の打席で暴投で1点を献上して4-3と1点差になった。山口は福田を敬遠して満塁策を取って次の打者大島を打ち取って何とか1点りーどで8回表を終わった。


  8回裏巨人は3番手の又吉を攻めて先頭のアンダーソンが四球で出塁すると代走に立岡を起用し、盗塁と途中から守備出入っていた鈴木の犠打でチャンスを作ったが、最近よく見かける牽制死で得点出来ずに1点差のままで9回に入る事になった。


 9回表巨人は4番手にクローザー澤村を投入した。1点差で最も心配されるのは澤村の一発病であるが、この日の澤村は一発は打たれなかった。しかし先頭の亀澤を四球で出塁させると、バッテリーエラーと平田のヒットで無死1・3塁とピンチを作り、続くルナの内野安打が併殺打となる間に1点を取られてとうとう4-4の同点とされてしまった。この時点で塁上に走者がいなくなって同点で9回裏に入ると思われたが、澤村は2死から森野・和田・エルナンデスに3連打を打たれてなんと4-5と逆転されてしまった。澤村には一発病のほかにも連打を打たれやすいという傾向があるようだ。


 9回裏中日は又吉が続投。巨人は先頭の長野がライト線にヒットを打ち、野手の隙をついて2塁打として同点のチャンスを作った。続く代打堂上の内野ゴロで3塁へ進むと亀井の内野安打で1死1・3塁して4番坂本がセンターへタイムリーヒットを打って5-5の同点に戻した。しかしサヨナラのチャンスをものにできずに同点で延長戦に突入した。


 10回表巨人は5番手に戸根を登板させたが、藤井と亀澤に連続の内野安打を打たれて打者二人で6番手宮國と交代。そして宮國は平田にいきなり3点本塁打を打たれて5-8と3点リードされる展開となってしまった。この時点で勝負が決まった。


 今日の巨人は打線が粘った。10回裏中日が4番手福谷を登板させると、巨人は先頭の村田がヒットで出塁し、2死から大田のヒットと長野の死球で満塁まで攻めたが、最後は堂上が凡退して試合終了となった。これで巨人は交流戦から続く4連敗、今日も負けた横浜の11連敗ほどではないが、チームは最悪の状態に近いともいえる。巨人の次の対戦相手は横浜である。それまで巨人も横浜も負け続けるのだろうか。そうなれば来週の火曜日が連敗脱出決戦となる。


       勝利投手 又吉 4勝2敗  セーブ 福谷 2勝2敗15S

       敗戦投手 戸根 1敗1S



2015年06月19日 本日の感想


「 リリーフが 5人揃って 大炎上 」


 巨人が中日大野から7回に3点リードをした時は今日は勝利できる可能性が高いと思われたが、なんとマシソン・山口・澤村を使って8回・9回で4失点して逆転されるという大失態。さらには同点に追いついた延長戦で戸根が連打を打たれて途中降板して、最近調子が良かった宮國を登板させたらなんと平田に3点本塁打を打たれるという負の連鎖。なんと3イニングで7失点をリリーフ陣で取られてしまった。これでは先発投手は完投しないと勝利投手にはなれないという事か。まさか今度は西村がクローザー復帰というような事があるのか??  しかし目先の勝利を取るために小林を二軍に落としてベテラン捕手を使っている割にはバッテリーエラーが多いのはどういう事なのでしょうか。経験値を重視して使っているのなら、それなりの結果を出すのかプロではないのだろうか。



2015年06月20日 明日の巨人天気予報


「 明日の降水確率は60パーセントです 」


 明日の先発は巨人マイコラス vs 中日バルデスの対決。マイコラスは先週金曜日のロッテ戦で7回途中で4失点で敗戦投手になって以来中7日での登板でここまでは2勝3敗という成績。一方の中日バルデスは先週土曜日の楽天戦で5回途中で6失点で降板したが、チームが勝利した為に敗戦投手を逃れて以来の中6日での登板でここまでは2勝6敗と負けが先行している。巨人は杉内をあえて登板させずにマイコラスという選択をしたが、これがどう出るのかが注目される。しかし今日の試合展開を見る限りは勢いは明らかに中日にあるだろうから、明日も中日優位という予報を出しました。バルデスの勝てないオーラと巨人の勝てないオーラのどちらが強いのかが明日わかります。ひょっとしたら明日セリーグに勝ち越しチームがなくなるかもしれません。