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hitorigoto 4

思ったことをただ書くだけです。


被災者支援のためのチャリティーアルバムやチャリティーソングが色々と出てきている。


俺の知る限りまず最初に出たのが、Lady GaGaやKetty Perryらのヒット曲を集めた"SONG FOR JAPAN"という洋楽チャリティーアルバム。


3月25日の発売だから、震災後たった2週間で、各アーティストの賛同、各レコード会社の調整、そして発売に至ったわけで、その行動力と、そのスピードに驚く。


ただし、新曲はなく、ヒット曲の寄せ集めだから、既にそのほとんどを持っている俺にとっては、音楽アルバムの魅力としては薄い。


この種の寄せ集めの邦楽版では、"アイのうた~東日本大震災チャリティアルバム"というのが出ており、こちらは、AIや青山テルマ等の「応援歌」「元気の出る曲」っぽい曲が揃っている。


海援隊の"贈る言葉"まで入っており、それには、なるほどと思ったが、(さんまの娘の)IMALUの名前を見た時は、正直、イマルだと?と思ってしまった。


ところが、IMALUの"1.2.3.4"という曲はとても元気の出る曲で、意外と言ったら申し訳ないが、全然悪くない。


音楽的な魅力という意味では、やはり、書き下ろしの新曲か、"We Are The World"型の皆そろっての合唱曲だろう。


書き下ろしの新曲では、ミスチルの"かぞえうた"と、Superflyの"You & Me"が秀作だと思う。


やはり、実力あるミュージュシャンが、感情のままに一気に書き上げた歌は、本当に良い。


特に、ミスチルの方は、桜井和寿が書き上げた歌詞が素晴らしい。


~また振り出しから始める希望の歌~


正直、コレ泣けます。


"We Are The World"型で素晴らしいのは、アップフロントという事務所に所属するミュージュシャンや俳優が一堂にそろってKANの"愛は勝つ"を歌いあげたチャリティシングル。


モーニング娘やシャ乱Q、森高千里、堀内孝雄などの総勢100名近い芸能人が、「頑張ろうニッポン・愛は勝つシンガーズ」を名乗り、"愛は勝つ"を大合唱するのだが、これがいい。


~心配ないからね、君の勇気が、誰かに届く明日はきっとある~


~どんなに困難で、くじけそうでも、信じることさ、必ず最後に愛は勝つ~


"愛が勝つ"が名曲だと、あらためて思い知らされたものだ。


発売が楽しみなのは、アミューズという事務所に所属するミュージュシャンが、桑田佳祐書き下ろしの曲にのせて、各代表曲をメドレーで歌うという、サザン、ポルノグラフィティ、福山雅治、Perfumeなどが参加するというチャリティーソングだ。


ちなみに俺が一番好きなチャリティーソングは、1984年の、ロック歌手が集まり、Band Aidを名乗りレコーディングした"Do they know it's christmas"という歌です。



今回の大地震・大津波で大被害を受けた、宮城県。


宮城県と言えば、ササニシキ・ひとめぼれといったお米の名産地。


そして、カツオ・サンマ・マグロなどの水産物では、全国屈指の水揚げ量を誇る。


それら水産物を扱っている漁港こそが、今回の大津波で大被害を受けた、気仙沼・石巻・塩釜などの漁業の町なんだよね。


宮城県は、都会人の台所みたいな県なのです。


普段は、そんなことも感じずに、何気なく食べているササニシキやサンマだが、こんな時だからこそ、お米やお魚を美味しく届けてくれている彼らへの感謝を意識したい。


ササニシキは美味い、サンマも欠かせない、カツオも食いたいよな?


宮城県の人のお陰で、俺たちが楽しく食事が出来るわけ。


感謝しなくては!


地獄のような炎に包まれたあの町こそが、気仙沼、


映画のような大津波で壊滅したあの漁港の町こそが、塩釜だ。


困っている彼らを助けるのは、いつも世話になっている俺たちの役目。


とりあえず、ネットバンキングを活用して、1万円を寄付しました。



こんなニュースがありました。


「東日本大震災の義援金を盗もうとしたとして、山口県防府署は16日、防府市台道、無職(57)の男を窃盗未遂容疑で逮捕した。発表によると、男は同日午後1時25分頃、市内のパチンコ店に設置された現金6万724円の入った募金箱をかばんに入れ、盗み出そうとした疑い。犯行に気付いた男性店員が取り押さえ、駆け付けた署員に引き渡した。「お金を取ろうと思った」と容疑を認めているという。募金箱は12日に設置され、店内のカウンター前のテーブルに粘着テープで固定して置かれていた。」


まさに、人間のクズ。



福島原発の放射能の恐怖に皆が怯えている。


幸い、大きな被害もなく終息したとしても、今後の日本の原発政策に与える影響は大だろう。


反対派が勢いを増すのは間違いない。


俺は原発賛成派か、反対派か?


そんなことを考えてしまいました。


完璧に安全なものならば賛成、しかし、今回のことで「完璧」はないと分かってしまった以上、とても賛成は出来ない、、、


多分、こういう人が多いのだと思う。


俺もそう。


でも、原発政策ってのは、原発が安全かどうかってだけの議論ではないと思う。


そもそも、なぜ日本には原子力発電所があるのかってのが一番の問題なのだと思う。


資源のない日本は、石油やガスを輸入してエネルギーをまかなっているのだが、実はそれだけでは足りず、また、その輸入がストップしてしまったら大変なことになる、


そのため、エネルギー政策の観点から、それ以外のエネルギー源の確保が必要であり、そのために、原子力発電所を持っているわけだ。


つまり、原子力発電所を否定するってことは、俺たちが膨大に使っている電気を、否定することにもつながる。


逆に言う。


俺たちが電気をこんなに使うから、日本には原子力発電所が必要なんだ。


電車の本数が減ってもいい?


歓楽街が少し暗くなってもいい?


携帯電話の充電を我慢出来る?


暖房の温度を下げれる?


原発を否定するのは簡単だが、そこには必ず、経済活動や生活スタイルの転換が、個人レベルでは、節電や省エネ努力が要求されることを忘れちゃいけないんだと思う。


その覚悟もないのに、ただ反対を叫ぶのは、実に無意味だと思う。



避難所の中には、自らも避難民にもかかわらず、率先して、遠くまで燃料や物資を取りに行ったり、率先して、おにぎりを握ったり、温かい味噌汁を作っている人たちがいる。


電気が止まり、水も食料も底をついた孤立した病院で、自らの体力をかえりみず、昼夜、病人を看護し続ける医者や看護師たちがいる。


福島第一原子力発電所の最前線では、放射能被曝の可能性がある中、必死に点検や注水作業に従事している人達がいる。


そして、今なお、極寒の寒さの中、瓦礫をどけたり、行方不明者を探し続けている自衛隊の人達がいる。


被災地からのセンセーショナルな報道を狙うマスコミ、


チャリティーや義援金の額を競うような芸能人や著名人、


そんな人たちばかりが目立ってしまう大震災の後だが、


無名の彼らこそが、本当のヒーローだ。


がんばれ無名の人達。



CNNやBBCといった外国メディアは、昨日ほどではないが、今日も、日本の大地震の報道が続いている。


しかし、少しトーンダウンしてきたのか、昨日ほどではない。


それに代わって、と言うか、一昨日までと同じく、メインは、リビア情勢の話題に戻っている。


ご存知の通り、リビアはもはや民主化デモどころではなく、完全な内戦状態だ。


市街地を走行する戦車、空から町を攻撃する戦闘機、そして、逃げまどう一般市民たち、


こんな映像を見ていて、なんて馬鹿なことをやってるんだろうと思う自分がいる。


日本では、自然の前に、無力な人間たちがいる。


大切な家や畑を流されて、皆が泣いている。


一方、リビアでは、人間同士が殺し合っている。


自分たちの町を自分たちの手で破壊しているんだ。


人間同士、どっちが正しい、どっちが強いかなんて、どうでもいいことだろ。


全ての人間は、自然の前では、無力なんだから。


自然の前では、何の優越はなく、同じ人間だろと言いたい。


昨日の津波の映像を見た後で、リビア内戦の映像を見ると、そのくだらなさと馬鹿馬鹿しさに、反吐を吐く思いだ。



日本で起きた大地震は、海外でも各局が特番を組むほどの未曾有の大被害だ。


CNNやBBCは、12時間以上に渡ってぶっ通しで、今回の地震ニュースを報道している。


中東のアルジャジーラ放送局でも、一昨日までのリビア情勢の報道に代わり、昨日からは、日本の地震被害の報道がメインだ。


CNNで見た、津波で家屋や田畑が流される映像は衝撃だった。


日本ほどの技術大国であっても、自然の前では無力であることを、再認識させられた。


インターネットのニュースサイトを見ると、各国から次々と哀悼の意が届いている。


アメリカはすぐに救援物資の配給に動き、被災者を収容するための空母の派遣を決めたらしい。


イギリスやフランス、中国や韓国、その他多くの国からも、哀悼の意に加えて、いつでも救援に向かう準備があるとのメッセージが届いている。


台湾や東南アジアの諸国といった日本より経済的に貧しい国でさえ、義援金を贈る動きがあるらしい。


アリシア・キーズはメッセージを発信し、レディ・ガガは既にチャリティ活動を始めてる。


こっちの俺の友人からも、携帯電話で心配の声が届き、メールでは、哀悼の意が届いている。


「今回のニュースを聞いて、とてもショックを受けている、あなたの友人家族、愛する人全ての無事を祈っています、そして、亡くなられた全ての人に哀悼の意を捧げます」という内容だ。


その気持ちが嬉しくて、涙が出てくるよね。


日本のような経済大国で生きていると、なかなか気がつかないものだけど、いっけん「自立国家」であるような日本でさえも、多くの国や異国の人達から支えられて生きているんだ。


日本では、特に政治の世界では足の引っ張り合いという醜い政争が続いているが、こうした自然災害の時こそ、国民が一致団結し、外国に頼る部分は頼り、世界のみんなで被災者の救済、復興に向けて、手を合わせて欲しい思う。


俺の家族は無事のようだが、特に東北地方では、多くの人が亡くなっている。


一昨日まで楽しく生きていた人たちが、「さよなら」も言えずに、突然、家族や友人の前から消え、先祖代々守ってきた立派な畑が、一瞬で、流されてしまった。


一人でも多くの人が助かり、一日も早い復興を、心から願う。



日本からの出張者に対する現地での色々なサポートも現地駐在員の俺の仕事の一つだが、出張者の身内の突然の不幸に対するサポートは、時には、やりきれなくなることがある。


先日、こんなことがあった。


町から遠くの工場に一週間の予定で出張中の後輩から、突然、携帯に電話があった。


「母親が危篤なんです、至急帰国したいので、車と飛行機の手配をお願いします」


どんなに早くても、夜遅い時間の飛行機しかない、それに乗れたとしても、日本に到着するのは、翌日の夜、日本の空港に到着してからの彼の足も確保する必要がある、


ともかく、それまでは、お母様に頑張って欲しい、、、


そう願いながらも、目先の問題は、彼を空港まで送り届ける車の手配だ。


事務所から車を向かわせても、彼を拾えるのは、約三時間後、そのままとんぼ返りして、空港まで向かわせても、計八時間はかかる、八時間ぶっ通しで一人の運転手に運転させるのも、その運転手の負担を考えると危ない、


では、途中で、運転手をバトンタッチさせよう、


しかし、そんな時間もない、、、、でもやるしかないだろ。


ともかく、その晩の飛行機の手配は済み、途中の運転手のバトンタッチにも成功し、なんとか彼を空港に送り届けることにも成功した。


しかし、


彼から電話が入った。


「色々とありがとうございました、無事に空港に着くことも出来ました、、、しかし、先ほど日本から電話があり、母が亡くなったとの連絡を受けたので、日本側の手配は不要です、、、、時間に余裕が出来たので、僕自身でやりますから」


時間に余裕が出来たとは、、、一刻も時を争う必要がなくなったということ。


彼は、お葬式には何とか出れたのだが、結局、お母様の最期に立ち会うことは出来なかった。


海外に出ていて最大の難しさは、本国での突然の不幸には、すぐには対応できないことだ。


その逆もしかり、海外での突然の不幸には、日本にいる者には、その対応には、限界ある。


遠くにいるということは、何かあった時に、パッと対応出来ないということなんだ。


そんなことを、今回のニュージーランド地震のニュースを見ながら、考えてしまった。


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ご飯にかかってるのはお土産でもらった「ちりめんじゃこ」、味噌汁の具もお土産の「あおさのり」、そしてメインは、


日本からタケノコが届き、隣国で豚肉が手に入ったので、タケノコと豚肉とエビで適当に作った中華風な料理。


アップにするとこんな感じ。


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超美味かったよ。


で、次は、余った豚肉で作った「ホイコーロー」。


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これまた大成功。


で、昨晩の夕飯です。


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サラダの脇の茶色のものは、こっちで買った冷凍食品の白身魚の揚げ物、右の方のが「キンピラごぼう」。


「キンピラごぼう」は、赤唐辛子の入れ過ぎで、かなり辛くなってしまい少し失敗。


でも、まあ食べれるので、余り物は、本日の昼食のお弁当に利用。


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日本に帰ったら、定食屋でもやりますか!


もう二月も半ば、もうすぐで三月なわけだが、今年最初の書き込みなので、

とりあえず、明けましておめでとう!

なぜ更新していなかったかと言うと、、、確かに忙しかったというのもあるが、いったん書かなくなると、さぼり癖が出てしまうのですね。

最近は、酒が飲めて、豚肉が食べれて、女の子とも話すことが出来る(日本では当たり前の事だが)、隣国のバーレンが大変なことになっていて、、、、

ところで、チュニジアから始まった反政府デモ、

その影響で、今の俺にとってはパラダイスであるバーレンにも遊びに行けません。

ということで、休みの日は、音楽を聞いたり、読書をしたり、テレビを見たり、ちょっと気合いを入れて自炊をしたり、、、

そんな時間の使い方。

そうそう、運動不足がマジでヤバいので、俺の住むマンションアパートに隣接する大型ショッピングモールをただただ歩いたりもしています。

こちらの気候は、2月初め頃が一番寒かったですね、その頃はジャケットやコートが必要なくらいの寒さだったけど、最近は少しずつ暖かくなってきている感じ。

あと一ヶ月もすれば、早くも夏の到来です。

では、ただ今調理中のキンピラごぼうが煮たってきたので、また明日。