お久しぶりです。

とても久しぶりにブログを書くので何を書こうか迷ったのですが、年末年始で色々なセールが行われている中、ゲーミングPCのセールに目が止まったのでブログを書こうと思いました。この記事は小中学生、またそのご両親向けかなと思います。

 

コロナ禍ということもあり、ここ数年でPCやゲーミングPCの需要がとても大きくなりました。一記事では2020年には1兆4381億円に達し、2011年の4倍にまで膨らんでいるとされています。私は大阪に住んでいるのですが、私自身PCを組んだりするのがすきなので、日本橋に出かけることがよくあります。(東京でいう秋葉原みたいなところです。)大手で言うとドスパラさんやパソコン工房さんなどが店を構えています。コロナ前から行ってはいましたが、ここ最近になって小学生や中学生が親子で来ているのをよく見かけます。まぁ最近はスマホやらタブレットやらの普及で子供たちが気軽にゲームの世界に飛び込めるようになったのが要因の一つだと思います。特にYouTube等ではゲーム配信やゲーム実況が気軽かつ手軽にみることができる世界になりました。人間誰しも興味を持つとやってみたくなるものです。お店に見に来ている親子もそう言う流れで来ているのではないかなと思います。そしてこの記事を見てくださっている方もPCの購入を検討しているのではないでしょうか。

追記ですが、PS4やPS5でいいのではないか?とお考えの方もいらっしゃると思いますが、PCとプレステではできることの幅が全然違います。現代でもそうですが、これからさらにICTが発達します。PCというのはその社会で生きるための一つの道具となります。もしPCが欲しいと思ったのならPCを購入した方がいいと思います。また、プレステが欲しいと思っている方も、一度PCの購入を検討していただければと思います。

 

本題

 

まずゲーミングPCとは何か?ということについて記述したいと思います。

普通のPCではダメなのか?なぜゲーミングってつくんだ?光らせたらゲーミング?など色々あると思います。ですが光ったらいいとかそういう問題ではなく、簡単にいうとGPUという部品があるかどうかです。普通の家庭用や事務用のPCにはGPUという部品が乗ってないものが多いのです。

GPUというのは簡単にいうと画像を処理する部品です。ゲームにはこの部品が必要不可欠です。まず安いPCというのはGPUが削られています。だからゲームができないのです。また、家庭用や事務用のPCというのはあまり重い作業をしないため、CPUもグレードが低いものを使っているので、さらにゲームに不向きというわけです。

ここからは小中学生の人たちと親の人たちに向けて分けて説明していきます。

 

小中学生・親の方に向けて。

まずPCが高いというのはわかっていただけたと思います。安くて10万、高いと20万円・・・キリがありません。小中学生は欲しいと思うだろうし、親御さんも買ってあげたいと思う人が多いと思います。新品は高い。。。中古ではどうだろうか?となるのも通常の思考だと思います。「PC 中古」と調べるとたくさんの中古商品が出てくると思います。安いものであれば1万円程度からあります。そしてそれと同時にメルカリ、ヤフオク、ドスパラ、PC工房など色々な中古販売サイトが表示されるでしょう。

メルカリやヤフオクなど、素人でも出品できるサイトでは”絶対に”買わないでください。絶対にです。酷いと数万円以上損することになります。そして10万円以下で取引されている物も避けましょう。ゲーミングPCは絶対にそんなに安くないです。(スペックにもよりますが。)例えばフォートナイトをしようと思ってPCを探しているとしましょう。中古でさがせば6万円くらいで「フォートナイト可能!!!!」などと謳っているPCもあります。ですがそういいうPCはフォートナイトしかできません。PCの世界に入ると絶対に他にもしたいゲームが出てきます。また、動画編集をしてみたくなったり、配信をしてみたくなったり…そうなるとそのPCでは絶対に無理です。フォートナイトしかしないから大丈夫なんて思うかもしれませんが、1年後、2年後に使えなくなっている可能性もすごく高いです。12万円出して新品を買っておけば5年くらい使えただろうに、、、なんてこともあり得ます。だから初めて買うのであれば中古は絶対にやめてください。お金を捨てるような物です。ただ、ドスパラさんやPC工房さんなどのきちんとした会社がやっている中古ショップだと比較的安心です。ただ、それでも先ほど記述したポイントをしっかりと確認し、きちんと「ゲーミング」と書かれたものにしてください。

 

小中学生の方へ。

長々と記述しているので読むのが大変だと思いますが頑張ってください…

まず中古は買っちゃダメ。ということはわかってもらえたと思います。ここからはステップ順に説明していこうと思います。※金銭的な話はしません。

ステップ1

両親に納得してもらおう。

両親を説得するのはとても大変だと思います。まず「勉強は?」と聞かれた人も多いんじゃないかなと思います。勉強は大切。本当に大切です。特に中学生は勉強をしっかり頑張ってください。PCを買ったら絶対に勉強時間は減ってしまいます。すでにスマホやタブレットで時間を消費しているのであれば先にしっかり勉強しましょう。テストの点で言うと20点くらい上を目指して勉強してください。しっかりと勉強の習慣がついていると、PCに時間を奪われたとしても問題ありません。その問題をクリアまたは考慮しなくても良い人は次のステップに進みましょう。とにかく両親を説得できるくらい部活に勉強にがんばりましょう。

 

ステップ2

しっかり調べて学ぼう。

次はやりたいゲームややりたいことをしっかりと決めましょう。そして何より大切なのが”PCについての正しい知識”をしっかりとつけることです。PCが手に入るまでに以下のことを諳んじることができれば完璧です。

・PCを最低限動かすにはどのような部品が必要か。

・PCはどれくらいのスペックがあれば最低限(ネットサーフィン等)のことができるか。

・ゲーミングPCというものには何が必要か

・PC部品のメーカー(特にCPUやGPU)によるパフォーマンスの違いは何か。

・どのようなデバイス(マウス、キーボード、モニターなど)

まぁ大体このことがわかっていればどのようなPCを買えばいいか、がわかると思います。そして中古がどれだけ危険かということがわかると思います。

 

ステップ3

ここまでしてやっとPCが買えます。知識がないままゲーミングPCを買うとトラブルが起こった際、対処できなくなります。また、性能を全て使いきれないなど、無駄が生じる可能性があります。

 

要点は

・しっかり勉強する。

・しっかり学ぶ。

・しっかり調べる。

こんな感じです。現代はYouTubeやブラウザなどで無限に情報を入手できます。しっかりと調べ、学びましょう。自分もよく知らないものを買ってもらおうなんて考えは甘いです。また、PCの使い方、アカウントの管理など特に小学生の方は想像の数倍管理が難しいです。しっかりと両親と話し合い、使い方を考えてください。そしてPCにはお金がかかっているということはもちろん、お金の大切さは絶対に忘れてはいけません。両親が頑張って働いてくれたお金です。お年玉にしろお小遣いにしろそれは元々両親が働いてくれたお金です。そういうことは絶対いに忘れてはいけません。どんなにうるさくても、どんなに腹が立っても感謝の気持ちは忘れてはいけません。口に出すのは恥ずかしいですよね。ただ思っていればどこかで態度に出るはずですよ。

 

ご両親へ。

上から目線で物申して申し訳ありません…もう少々お付き合いください!

先ほど同様お金の話はしません。ですが大体どれくらいあれば無駄にならないかということだけ書かせていただきます。大体20万円です。20万円ほどあれば高校卒業くらいまでは使えると思います。こちらもステップで記述させていただきます。

 

ステップ1

まず子供がどのようなゲームをしたいかということをしっかりと聞いてください。面倒だとは思います。ですが、大切なお金を無駄にしないためにも聞いてください。そして成績などについてもしっかりと考えてください。”絶対に”テストの点数は下がると思ってください。よっぽどしっかりしている人であれば大丈夫だと思いますが。

 

ステップ2

次にどれくらいのスペックのPCがあれば良いか調べてみてください。大体「やりたいゲームの名前 PC 必要スペック」のようにブラウザやYouTubeで検索すると出てきます。そこで気をつけて欲しいのが「必要最低スペック」「推奨スペック」この二つの言葉です。一応ゲームというのはたくさんの人にやってもらわなければいけないので、必要最低スペックというのはかなり低めに設定されています。ですがそれではろくにプレイできないと思ってください。「推奨スペック」が最低スペックだと思っても良いと思います。

 

ステップ3

環境の確認。

PCでゲームするにはWiFiだけではなく有線の環境が必要になります。WiFiでネットを使えるようにできる物もありますが、ゲームをしていると回線が命になります。(ゲームによりますが)できるだけ有線でできるようにしましょう。有線というのはWiFiルーターの裏側にあるLAN1LAN2・・・と書いている”凸”みたいな穴です。それをPCの”凸”に差し込めばOKです。ただ回線速度が低ければ快適にゲームができません。それどころか有線無線関係なしに家の回線に繋いでいる人全ての端末の通信速度が遅くなります。一度回線速度を測ってみてください。70Mbps以上だと安定してゲームできると思います。Kbpsは論外です。また、ソフトバンクエアなどの箱を置くだけのようなものもまずいです。これについては子供にもしっかり調べさせたほうがいいと思います。

 

ステップ4

PCどこで買うか。

どこで買うかについてですが、インターネットがあるので家でも買えちゃいます。おすすめはパソコン工房さんです。デザインは微妙ですが、スペックはどこの会社も一緒なので問題ないです。デザインが良いとデザイン料的なのが上乗せされるので少し高くなります。ゲーミングPCといえば七色に光っているイメージがあり、男の子だと特に「欲しい!!」ってなります。ですが、そのようなものは割と高くつきます。ケースやファンなどを光らせるのにはお金がかかりますが、お年玉やお小遣いで賄えるようなものも最近は多々出てきています。(これに関しては次の記事で書かせていただきます)そのため、PCだけを用意してあげてあとは自分で改造したり、アップデートしていくというふうにするといいと思います。それについて子供自身が調べることが大切です。そして、アップデートするのに子供自身のお金を使うことによって、大切にしようという気持ちや、お金を大切にするという気持ちが出てくると思います。

 

ステップ5

購入した後。

購入したあとは別に問題がなければそのまま遊んでも大丈夫です。ただ、メールアドレスやアカウントは子供用に作ってあげるか作らせるかをしてください。一緒にした場合、クレカを勝手に使えてしまったり、自分の情報が外部に漏れたりする可能性があります。また、子供側からしても、自分の独立したアカウントが欲しいと思います。アカウントを作る際の注意点ですが、絶対に気をつけなければいけないのはあまり実名を使わない事です。メールアドレスはTwitterのアカウントやInstagramのアカウントを作るのに便利ですが、実名にしていた場合アカウント名が実名になり、周りにばら撒くことになります。自分のアカウントを自分で管理できないうちはしっかりと両親が管理してあげてください。もし両親が管理するとなっても、絶対にアカウントの両親のアカウントと同じメールアドレスは使わないようにしてください。

余談ですが、親と同じメールアドレスにされて困っているのが私自身です。というのも中学生になった時にiPadを購入したのですが、アカウントを作る際に親のメールアドレスを使われたせいで、iPhoneを買った際なども最初は親の名前になるというなんともいえない事態になっていてとても面倒です。完全に切ってもどこからか親の名前が出てくるというなんとも面倒な・・・

まぁそういうことなので注意してください。

さらにPCを使用するときの体勢につてもよくみておく必要があります。PCに集中すると、姿勢は悪くなるだけでなく、画面との距離が近づいていく事があります。また、プロゲーマーの方々は画面との距離を縮めることによって良いプレイをしている方もいるかもしれません。あれは目を悪くなる原因となるので気をつけたほうがいいと思います。

要点は

・しっかりと準備をする。

・しっかり調べて学ぶ。

・PCショップを吟味する。

・情報リテラシーを頭に入れる。

・姿勢、画面との距離をしっかりと考える。

こんな感じかなと思います。私の親はかなり厳しかったので欲しいと思ってから準備しました。最終的にはパワーポイントを使い1時間のプレゼンをしてやっと買うことを許されました。別にプレゼンをさせろとかそういうことではないのですが、プレゼンができるレベルまで知識をつけて買ったほうが良いということです。

 

長くなりましたがここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。

このようにとりあえず知識をしっかりつけましょうねってことです。ろくに知識もつけずに挑むと後程面倒なことになります。PCというのは一回知識をつけてしまえばある程度応用が効きます。一回きちんと組まれたPCを買えばPCの組み方、仕組みもわかると思います。そうすれば後から光らせるなりスペックをアップデートしたりするのも簡単にできます。所詮線をつなぐだけです。ただ、線をつなぐ以前に基礎知識が必要になると思っています。

 

今回はゲーミングPCの購入を検討している小中学生、親向きに記事を書かせていただきました。もちろんのことですが、今回書かせていただいた内容が全て正しいとは限りません。この記事を玄人の方が見ると「何ゆうてるねん」ってなこともあると思います。これはあくまで個人的な意見なので多めにみていただけると嬉しいです。

次回はPCの部品、おすすめのショップなどを記事にできたらと思います。

質問などございましたらコメントにお願いします。

最後に私のデスク周りを載せさせていただきます。