冷えがなぜ体に悪いか?

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冷え性解消で健康回復

現代の環境は夏でも室内は冷えてます。夏場でも冷え性で悩み苦しむ人が多いです。原因の一つは冷たい飲食物を摂ることです。もう一つはエアコンで室内が冷えていることです。夏場は、喉の渇きを癒すため以上に、体を冷やすために冷たいものを摂ったり、寒いほど冷房が効いた部屋で長時間過ごす人も多いことと思われます。体の冷えというと、冬のことだと思っている人も多いと思いますが、実際は、冬だと体を温めることに気を使うので、意外にの影響は少なく、むしろ夏場に体を冷やした影響が出ている人が多いような気がします。

 

40年以上前は、今ほど夏でも暑くありませんでした。最高気温でも33度位でした。田舎の方だと、真夏でも風通しがいい部屋では、エアコンなど必要ありませんでした。日本の夏が熱帯地方のように暑くなったのは、クルマの排気ガスとエアコンからの熱気の排出による、都市部の高温化だと考えています。町が暑くなったからエアコンを使う、エアコンを使うからさらに気温が上昇する。これが悪循環になっているのです。緑地や土が露出した土地が少ないことも作用しているようです。

 

一口に冷えと言っても、冷え性に悩んでいる人(特に女性)以外は、あまり関心がないと思いますが、冷えの自覚症状がなくても体を冷やして、その悪影響が体調の変化として現れている人は、男性にも結構いると言われています。

体を冷やすと体に悪いわけ

カンタンに言うと、血流が悪くなるからです。血流が悪くなると代謝機能が低下します。具体的に言うと、血液は体細胞に酸素を供給し、二酸化炭素を運び去るための運搬機能があります。栄養素の供給と老廃物の排出の役目も果たしています。代謝機能が低下するということは、これらが円滑に効率的に行われなくなるということなのです。

 

症状として現れるのは…

 

●体がだるくなる  
●筋肉の弾力性が低下する  
●関節の動きが悪くなる
●痛みが出る  
●運動能力が低下する  
●眠りが浅くなる
●朝起きられない  
●肩こり  
●頭痛  
●腰痛 
●下痢
●便秘  
●胃下垂  
●月経痛  
●尿漏れ  など
 

冷房の効きすぎた部屋で長時間過ごし、冷たいものを飲食すると、胃腸が冷やされ、がんこな冷え症になるリスクが高まります。

 

小腸は免疫器官でもあるので、小腸の機能低下は、免疫力低下を引き起こし、病気に罹りやすくなるリスクもあります。癌に罹っている人には、体が冷えている人が多いそうです。

 

冷えは血圧にも影響を及ぼします。一般的には、冬場に血圧は上昇し、夏場に低下します。しかし、冷房の効き過ぎた部屋に居ると、下の血圧(拡張期血圧)が高くなります。これは、足が冷えたために、末梢血管が収縮し血管内の空間が狭まり抵抗が高まるためなのです。

 

その結果、代謝機能が低下し、免疫や防御機能まで低下してしまいます。熱はないが鼻水やせきが続く夏風邪は、冷えによって免疫が低下したのが原因と考えられます。

 

冷えはまさに万病の元といえます。

 

整体で血流が改善します。川越のヒロ整体院

なぜ便秘になるのか?

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排便の状態には個人差がありますが、便秘の目安としては、3日以上便が出ない、出ても少量でコロコロしていて残便感がある状態だと、便秘と考えられます。1日でも出ないと辛いという人もいるようですが、毎日便通がなくても、体調がよければ心配はいりません。

 

食べ物を摂取し消化して完全に排泄するには、30~120時間かかると言われているので、6日以上便通がない場合は、消化器が正常に働いてないと考えられます。

 

胃と小腸で消化され、ドロドロになった食物は、大腸に入り腸壁の筋肉が伸びたり縮んだりするぜん動運動によって肛門の方へと送り出されます。ぜん動運動がうまく行われないと、便は大腸に留まり便秘の状態になります。

 

大腸に長時間留まっているために水分が吸収されて便が硬くなり、 ますます出にくくなるのです。 これが便秘のメカニズムです。便の約7割くらいは水分なので、水を意識的に飲むことも便秘対策になります。

 

大腸を通過した便が直腸に達すると便意が起こります。しかし、朝の忙しさや、トイレに行きたいのに我慢し続けると、腸の働きが悪くなり便意を感じなくなってしまいます。

 

便秘は原因によって、症候性便秘と機能性便秘に大きく2つに分けられます。症候性便秘は、大腸ポリープ、がんなど腸内の便の通過を妨げる病気が原因です。この場合は、病気を治さないと便秘は解消されません。

 

機能性便秘は、生活習慣やストレスなどによって、腸がうまく働かなくなったり、直腸に便がたまっても便意を感じられないことが原因で起こります。機能性便秘には、弛緩(しかん)性便秘と痙攣(けいれん)性便秘、直腸性便秘などがあります。これらは生活習慣や食生活を改善したり、精神的ストレスを解消することで、解消することができます。

 

腸のぜん動運動は自律神経によって支配されているので、自分の意思ではコントロールできません。精神的なストレスも自律神経を乱し便秘の原因になります。

 

ぜん動運動の違いで便秘を分類すると次のようになります。

 

●ぜん動運動が強すぎる場合…痙攣性便秘

 

●ぜん動運動が弱すぎる場合…弛緩性便秘

 

弛緩性便秘は、筋力が衰えた高齢者に多く見られます。

便秘の原因はいくつかある!

●便意をがまんすること

 

便意をガマンをする習慣がつくと、便意を伝える直腸から脳への信号が弱くなるので、排便したいいという感覚がしだいに薄まってきます。その結果、腸内の便の滞留時間が長くなり、その間に便の中の水分が吸収されて便が硬く小さく固くなるので、出にくくなります。

 

●偏食

 

食べ物の好き嫌いが激しい人やダイエット(減量)も便秘の原因になります。特にパンや麺類などの粉物(小麦粉)の多い食事や野菜類の摂取量が少ないと、便の粘り気が多くなり腸を通りにくくなります。また、食事摂取量が少ないと、消化した後の食物の残りかすの量が少ないため、それを直腸へ送る動き(ぜん動運動)が弱くなります。

●加齢による便秘

 

歳をとって体力が落ちてきて内蔵の筋力も衰えてくると、腸の働きも悪くなってきます。運動不足が筋力低下に拍車をかけ、内臓への刺激も少なくなるため、便秘を促進してしまいます。糖尿病や高血圧、痔などが原因のこともあります。それらの病気の薬を服用した際の副作用として便秘になることもあるようです。

 

●妊娠による便秘

 

妊娠中は、黄体ホルモンの分泌が活発になり、子宮が大きくなるため、腸を圧迫して便秘になることがあります。当院の整体では、体をゆすったり振動を与えたりする手技が多いので、施術中に腸が働き出し、キュルキュル、ゴロゴロというような音が聴こえることは、珍しくありません。施術によって骨盤が整い腸などの内臓が働きやすくなり、自律神経のバランスも整って、ストレスも軽減してくると、自然に便秘が軽くなったり解消したりすることはよくあります。

ストレスも便秘の原因に!

ストレスや緊張は便秘の原因となります。消化器官の働きのコントロールは、自律神経が担っています。自律神経には、外界の状況に対処するために体を活動させる働きを担っている交感神経と、消化器官などを働かせ、筋肉など運動器官を休ませ細胞を修復させる働きを担っている副交感神経があります。

 

心理的に緊張しているときやストレスがかかっているときも、交感神経が活性化しています。交感神経が活性化(優位な状態)しているときは、副交感神経は休みの状態にあります。

 

消化器官は、副交感神経が支配しているので、緊張状態では働きが低下します。腸の動きが鈍くなっていても、水分は吸収されるので、便が硬くなり排泄しにくい状態になります。

内臓の機能低下による便秘

年齢を重ねるごとに体力、筋力が落ちてくると腸の働きも衰えます。これは、比較敵高齢の方に多い便秘の原因です。

 

しかし、腸の働きが低下しても、食物繊維を摂ることで便秘を回避できます。食物繊維は水分を含んで膨張しますが、大腸はその水分を吸収することができません。つまり食物繊維の摂取が少ないと、大腸に水分が吸収されてしまうので、便は硬く、小さくなってしまうのです。

 

整体でも便秘改善効果が期待できます…川越のヒロ整体院

痛みは体からのSOS

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体は危険を感じると、痛みのカタチで信号を発信します。痛みは危険回避のための合図です。痛みがあるおかげで、体は危険から身を守ることができるのです。

 

まったく痛みを感じることがなかったら、どんな危険が迫っていても避けることも防御することもできません。その結果、ひとつしかない命を落としてしまうリスクが非常に高くなります。まさに痛みは、体に異常が生じている事を自覚させる危険信号といえます。

 

また、痛みは体だけでなく、心理的な刺激からも感じることがあります。このメカニズムも体と同様に、個体に悪影響を及ぼす不快な刺激、異常事態が発生ていることを知らせてくれる働きがあります。

 

このことからもわかるように、痛みは体で感じるのではなく、心(脳)で感じるものなのです。

 

具体的には痛みは…

 

【末梢神経】→【脊髄】→【視床下部】→【大脳】

 

という経路で刺激が伝わり認知されます。ちなみに痛覚は触覚が強くなったものではなく、独立した感覚です。

痛みの感じ方は主観的

痛みが伝わる経路は最終的には大脳に行き着きます。痛みを頭で感じるということは、環境・精神状態・肉体状態などによって痛みの程度が左右されるということです。同じくらいの刺激でも、受け取る側の条件や過去の痛みの記憶などによって痛みを感じる強さに差が出てくるということです。

痛みが強くなる要因

不眠・疲労・不安・恐怖・怒り・悲しみ・うつ状態・孤独感・苛立ちなどのネガティブな感情や状態のとき
痛みは強く感じられます。

痛みが弱くなる要因

人との心地よいふれあい・楽しい会話・気分の高揚・熟睡できたとき・気晴らしできたとき・楽しいことをしているとき・安らぎを感じているとき、痛みは弱く感じられます。

心因性の痛み

人は体そのものの変化だけでなく、精神状態や社会情勢 さらには人間関係などの問題から来るストレスから逃れるために痛みが起きたり、痛みを増幅したりする事があります。

 

したがって肉体的には正常で原因が見当たらない場合でも、クライアント(患者さん)が痛みを訴えていれば、その痛みは確かに存在するし、実際に苦しんでいることは確かです。

 

また、痛みが非常に強かった場合や長期間続いた場合には、痛みの原因が取り除かれた後でも、痛みが脳に焼きつき残像として残ることがあります。

 

病気でない痛みの解消は、川越のヒロ整体院へ!

 

仕事がら沢山の人の顔を観察してますが、顔に歪みのある方は結構います。

 

首を調整するときに頭の方から顔を見ますが、顎の左右のズレや目と鼻のラインが斜めだったり(両目のラインが水平でない)、頬の幅や高さが左右で違っていたり、頭の骨(後頭骨や側頭骨など)が歪んでいる人もいます。

 

肩こり腰痛などで来られた方でも、お顔の歪みに気づいたときは、時間に余裕があり、本人も希望する場合には、顔のバランスを取る施術も行っています。当院の整顔施術の特徴は、顔の表面だけでなく、頚椎、頭骨と全身のバランスから整えていることです。

 

顔の歪みが顔の表面を操作するだけで取れるとは限りません。頭骨や頚椎、骨盤、脊椎など全身のバランスを整えることで、より効果的で持続力のある整顔が可能になると考えています。

 

小顔矯正と顔の歪み矯正についてもっと詳しく知りたい

 

当院の患者さんは、腰痛や膝、肩、首、背中、顎などが痛む、重いなどの症状の方が多いです。

施術前に症状を中心に話をうかがいます。施術カードにそれを記入してから、実際に身体の様子を記録し記入します。痛む箇所なども書きとめておきます。全身の身体のアンバランス(特に左右の違い、バランスの崩れなど)を確認した後、症状が出ている箇所を中心に、身体を動かしてもらい、関節の可動域を確認したり、痛む動作、身体の動かしやすさ(動かし難さ)も点検しておきます。

施術方法は全身を整える基本手技に加え、独自の検査で直接、身体の反応を見ながらオプション手技を決めます。症状だけを抑える(消す)ことだけを目的にした場合は、その部分や対応する施術ポイントだけに働きかけるだけでもいいのですが、全身を整えた方が原因の解消につながるし、術後の効果も長持ちするように思います。

施術自体は、私が行いますが、症状を改善するのは、患者さん自身の身体です。不調を起こすのもそれを治すのも、基本的にはクライアントさん自身の心身の機能だというのが、現時点での私の考えです。

ですから、施術が終わっても、それですべてではありません。腰痛や肩こりなどの症状の原因となっているのは、話を聞いてみると、やはり身体の使い方が適切でなかったり、疲労回復に十分な休養をとってない、精神面での慢性的ストレスを抱えているなどが問題点として浮かび上がってきます。

体の使い方や生活面での問題を改善しておかないと、整体で身体を整え、症状を解消しても、再発することが多いと考えています。ですから、指導というよりアドバイスという感じで、普段の身体の使い方や生活習慣を聞いたうえで、「こうしたら身体の負担が少ないですよ」という言い方で自力整体法のようなことをお伝えしています。

中には、そんなことはメンドクサイという方もいらっしゃいますし、具合が悪くなったらまた整体や指圧やマッサージを受ければいいという方もいらっしゃいますが、やはりそういう方はすぐに効果がなくなり再発する確率が高いようです。

自分の身体のことは自分で責任を持つという生活態度が、施術後の効果を長持ちさせるし、その後も快適な状態を保っていることが多いようですね。

 

 

体の使い方、姿勢、生活習慣のアドバイスをする整体院 川越のヒロ整体院

 

悪い姿勢の中で代表的なのが猫背です。頭が前に出て、肩は後ろに下がり、お腹が出て、お尻が下がって、膝が少し曲がった姿勢が典型的な猫背です。

 

猫背は見た目が良くないだけでなく、健康にも悪影響が出ます。

 

 

猫背の骨格

 

① 頭が前に出て胴体の真上にないので、首、肩、背中、腰に負担がかかり緊張から凝ってくる。

 

② 背中が丸くなるので、内臓(肺、心臓、消化器など)が圧迫され、呼吸が浅くなり、消化器も動きづらくなり機能低下する。

 

③ 首が凝るので、脳に行く血管が圧迫され、脳の活動が低下する(頭がボーっとする、眠くなる)。

 

④ 気持ちが後ろ向き、ネガティブになる。猫背を矯正し美しく健康的になると、心も前向きになります。

当院の猫背矯正の特徴

猫背矯正施術

 

① 背骨だけでなく骨盤も矯正するので、全身が整い体調が良くなる。

 

② 施術がソフトで痛みや危険がない。

 

③ 1回の施術でも、見て確認できるほど変化が出る。

 

④ 猫背が再発しないよう、姿勢や体の使い方、生活習慣のアドバイスが受けられる。

 

●ソフトで効果的な猫背矯正なら 川越のヒロ整体院

 

 

体のメンテナンスで長寿に

体にも耐用年数があります、当然のことながら…。そう、寿命のことです。

 

持って生まれた寿命というのがあるかどうか、はっきりしませんが、同じ体質で生まれても、体の使い方と保守・管理(メンテナンス)によって寿命が違ってくるのは、クルマなどの機械類を思い浮かべれば、すぐにわかることです。

 

体を鍛えることと、酷使することは違います。体は使わないと機能が衰えてきますが、使えば使うほど機能が高まるかというと、それは逆効果になる場合があります。体のメンテナンスがされないまま、使い続けていると、当然のことながら、体はだんだんとさび付き衰え、壊れていきます。

 

私は何箇所も整体学校や塾やセミナーで学んでいますが、整体の先生の施術所には、大相撲の有名力士や運動選手、芸能人などが通院されてた所があります。彼らは身体が資本の仕事で、ちょっとした不調でも仕事のパフォーマンスに影響が出るので、一般の人より体調のケアの意識は高いようです。当院でも、フラメンコダンサー、ギタリスト、ピアニスト等の演奏家や、競輪選手、陸上競技やスケートの学生選手などが通院してたことがあります。

 

整体は一般の人には、少しなじみがまだ薄いのかも知れませんが、身体を使って最高のパフォーマンスを見せる仕事をしている人達にとってもは、整体は欠かせないボディケアの手段だと思います。

 

 

 

身体の能力には限界があります。どんなに努力しても、3人分の仕事を1人で継続的にすることは不可能です。2人分くらいなら、なんとかできたとしても、それ以上になると体に負担がかかり疲労が蓄積したまま解消されなくなります。

 

この状態になると体(そして心も)は衰え壊れていきます。過労死と呼ばれる状態というか、死に方は、その結末です。

 

●体を限度以上に使わないこと。


●適度の間隔と時間で休ませること。


●使ったら点検・保守すること。


●壊れたら(体調不良や病気になったら)、修理(治療)すること。

 

これは、(業務で使う)機械のメンテナンスなら、当然のこととして実施されていることです。

 

仕事のため、会社のため、収入のため、家族のためといいながら、(心と)体を酷使している割には、ちゃんとメンテナンスしてない人は多いと思います。

 

そのツケは必ず支払うときがやってきます。そしてそのツケは、自分以外の他人が支払うことはできません。

 

機械と生命体である人が違うところは、適度に使い込み、必要十分な休息と栄養補給や健康管理、治療などのメインテナンスを行っていけば、機能や能力が低下するどころか向上していくことです。

 

疲労は、体からのメンテナンス要求のサインです。そのサインを無視せず、体をそして心を労わることが、人生の幸福につながるのではないでしょうか?

腰痛と脚のしびれの施術例  40代の女性

 

40代の女性のお客様の施術例です。腰痛と脚のしびれが、何度か整形外科を受診して治療を受けても改善しないので、来院されました。体を自由に動かすと痛みが強く出るのではと心配で動作に制限をかけている様子がありました。

 

当院の施術で1回目で痛みが軽くなったのですが、「こんなに簡単に改善するのだから、自分の症状は軽いほうなのでは?」と言われました。体の状態はそれほど悪くないのに、不安感で痛んでいるだけではと言うのです。

 

確かに、この方の場合、過度の心配性のせいで痛みが強く感じられている可能性はあると思いましたが、僕は心理的な施術(セラピー)をしたわけではありません。体への施術、主に骨格と筋肉の歪み、凝りなどの不具合を調整しただけです。

 

痛みが軽くなったとはいえ、まだ不十分な改善度合いだし、安定してないから通院が必要とお伝えしましたが、(当院の施術で本当に改善したのか)納得できないから、家で考えてからにするとのことで、次回の予約はされませんでした。

 

ご自分で、当院の整体を選んで来たのに、簡単に改善したら、それが納得できない様子でした。かなりの心配性で神経過敏な雰囲気の人だとは感じましたが、この方の思考回路は、よくわかりませんでした。

 

ひょっとすると、彼女にとって腰痛など体の不調があるほうが、何らかの事情で、都合がいい状況に置かれているのかも知れないと、後で思いました。

不調の原因を知る

 

ヒロ整体院のクライアントさんは、体調不良の方がほとんどです。痛み、だるさ、重さ、疲労感、しびれ、めまい耳鳴り、不快感、違和感などなど症状は多岐に渡っています。

 

症状が取れればいいという人も少なくないですが、原因は何か知りたがる人もいらっしゃいます。

 

最初の頃は、正直、原因と言われても、痛みのある部分が歪んでるとか、筋肉が緊張してるからとか、どこでも言えそうな一般的なことしか答えられませんでした。

 

たいていは、それで納得されてたと思います。つっこまれた質問をされたことは少ないので、医学的なことはあまり詳しくないと思われて、聞いても無駄と思った人もいたと思います。

 

しかし最初の頃は、答えていても、自分でも確信があっての答えでない場合も多く、納得はできなかったこともありました。

 

今でもクライアントさんの不調の原因を毎日考える日々を送っていることに基本的には変わりはありませんが…。

 

なぜなら、原因を知らなければ、宣伝で謳ってる「根本的に改善・回復を目指す」ことにはならないし、クライアントさんの方でも、症状だけ解消しても、再発は必至だと考えているからです。

 

不調の原因…外部要因と内部要因

 

原因には、外部要因と内部要因があります。さらに、それぞれ器質的・機能的問題と心理的問題に分かれると考えています。

 

外部要因の代表格は生活習慣や体の使い方のことです。内部要因とは、それに因って引き起こされる体の機能的以上や器質的な歪み(骨格・筋肉のアンバランスなど)です。心理的な問題としての外部要因としては、(人間関係に起因する)精神的ストレスがありますし、内部要因としては、考え方、感じ方、生まれつきの性格や気質などがあります。これらが単独で心身の問題を構成し引きこしていることもありますが、複合している場合もあると考えています。

 

私は整体師で研究者でないから、個々の症状の原因が厳密に科学的、医学的に正しいかどうかは、正直なところ二の次と考えています。施術効果が出て症状が楽になってクライアントさんと自分が納得するのが第一です。

 

原因が(現時点のレベルで)科学的に観た場合正しくないとしても、自分なりに特定した原因に対応した施術をして、症状が緩和したり解消したりして、心身共に健康になってもらえれば目的は達成したわけだから、何も問題はないと考えています、少なくとも施術の目的は達成できているわけだからです。

 

いまだにあいまいにしか答えられないこともありますが、それを検証する方法もあるので、あまり不安を感じずに施術できているのが僕の整体師としても強みです。

 

寝る姿勢で体調がわかる

あなたは、寝る時の姿勢(睡眠時の姿勢、寝相)を意識してますか?

 

寝相には大きく分けて3つあります、

 

①仰向け

 

②うつ伏せ

 

③横向き

 

あなたはどれでしょうか?健康意識の高いあなたなら、どの姿勢が睡眠に一番いいかも気になるところだと思います。

 

体の安定感からいえば、仰向けかうつ伏せが安定しているといえます。体の歪みを気にする人なら、仰向けが一番というはずです。横向きでは脊椎と骨盤が歪みそうだし、うつ伏せだと頚椎(首)が曲がりそうだし。

 

僕は横向きで寝ることが多いのですが、寝姿を意識するようになってから気付いたことがあります。
それは、一番楽で眠りやすい姿勢を自然にとるということです(当たり前ですが…)。

 

そこまでは、感覚的にすぐ理解できますが、どれが楽かということは、何で決まるのか?考えてみました、というか、自分の体の感覚を思い出してみてわかったことがあります。

 

仰向けで寝ると楽なときは、体調がよく特に不調がない、ということです。仰向けに寝るのは、結構体力がいるようです。睡眠自体が、意外でしょうが、基礎体力がないと長時間眠ることはできないそうです。ドラマなどだと、重病の患者が平気で仰向けになっていますが、肺がん患者などだと、上体を起こしていた方が楽なので、なんとか睡眠をとることができるようですが、仰向けだと眠ることができないといいます。

 

例えば、腰が不調なときに、仰向けに寝る気はしません。仰向けだと(横向きに比べ)腰椎に負担がかかるからでしょう。横向きで膝を曲げ、海老のように背中を丸めた方が、腰が楽です。ぎっくり腰のときにも、この姿勢なら楽なようです。

 

消化器官などの内臓が不調のときにも、仰向けはきついです。お腹をかばうように丸まった方が楽だし安心感があります。

 

肩や首、背中の上が凝って硬い感じがするときには、うつぶせが楽です。欧米人はうつ伏せで寝る人が多いような気がします。映画で観ると、うつ伏せ寝が多いような気がしませんか?ただし、あれは、やわらかいマットでないといけないようです。硬い布団でうつ伏せはあまり楽ではありませんから。

 

自然に仰向けに寝ているときには、体調がいい。横向きやうつ伏せになりたいときは、どっか不調や不安があることが多い。そんな感じがしますが、体質や心理的な傾向によっても、快適で安心感のある姿勢は変わってくるようです。

野口整体の寝相の観方

●手を上げて万歳をした格好で寝る人は、精神的に疲れています。

 

●大の字になって寝る人は、食べ過ぎています。

 

精神的に疲れたり食べ過ぎたりすると腰椎の上の方(腰椎1・2番)が固まってきます。そうすると、睡眠時に無意識に万歳をしたり大の字になったりして寝ることで、固まった腰椎を緩めているのです。

理想の寝姿

●熟睡できる

 

●姿勢が楽で気持ちよい

 

●疲れない(起きたとき、体が痛まない)

 

この条件を満たしている寝姿なら、どれでもいいと思います。それと、最初に仰向(上向き)に寝ていても、寝返りを打つので、睡眠中では途中で変わってしまいますから。

寝返りは無意識の自己整体

睡眠時は意識がありません。身体活動は自律神経が担っているので自動制御され生命が維持されてます。精神的には無意識の状態です。寝ているときは体を横にしてますから、重力の影響も最小限になります。理性が働かず重力もあまりかからないので、体は自由に動きます。それが寝返りという身体活動なのです。

 

寝返りは眠っている間に無意識が体を動かし姿勢を変えて、日中の活動で生じたからだの歪みや疲労を解消し、体のバランスを調える活動なのです。精神的なストレスも、潜在意識と身体感覚が命ずるままに自由に体を動かすことで解消しているのです。

 

特に子供は自由に寝返りをうたせてあげましょう。行儀が悪い、みっともない、大人になった時に困るなどと言わず、どんなに変な格好をしていようと、自由な寝返りこそ、健康で歪みの無い体を作るんだと思いましょう。