20231230【釈迦ヶ岳★2023年最後の山歩き】② | 動的平衡

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〈成人の日〉は1月8日(月)。

ハッピーマンデーとかで3連休。

奥さんに訊くと北名古屋市の成人式は1月6日(土)に開催。

 

今は厳密に言えば〈成人式〉とは言わず〈はたちのつどい〉とか言うらしい。

なにか威厳のない名前になってきたね。

成人年齢が18歳になったため《20歳限定のお祝いです》と

辻褄を合わせるための名称変更ということは想像に難くないけど。

 

閑話休題。

ボクは成人式には出ていない。

18歳、高校卒業。

19歳、新聞を配りながら東京で浪人。

20歳、東京の大学の1年生。

成人式の日は名古屋の大学を再受験するため

阿佐ヶ谷の四畳半一間のアパートで一人受験勉強をしていた。

金もなく彼女もいない。

もちろん明るい未来への保証など何一つない。

漠然とした不安な未来は

“晴れて大人の仲間入りを祝う式典”とは縁のないものだった。

 

成人式と聞くと必ず思い出す言葉。

35歳、ダンケルクの戦いで亡くなった

フランス人作家、ポール・ニザンの小説『アデン・アラビア』の有名な冒頭。

 

 

 「僕は二十歳だった。それが人生で、もっとも美しいときだなんて誰にも言わせない」

 

 

さて、山の続き。

15:09

《ハト峰》への分岐。

  

あのガレのどこかがさっき登った《大蔭のガレ》(だと思う)。

 

道も分かりやすく軽いアップダウン。

とても歩きやすい。

 

15:36

鳩の前には猫。

《猫岳》通過。

 

日没迫る。

急ぎ足。

 

16:30

《ハト峰》着。

 

砂絵。

これが見たかった。

【犬・犬・猫】

 

16:34

次女からもらったおやつを食べる。

 

~風に吹かれて歩いてゆくのさ

 白い雲のように~

 

17:12

ヘッドライト、そろそろ点灯。

 

17:26

油断すると一瞬で真っ暗。

ヘッドライト点灯。

 

17:53

下山完了。

珍しくこれといったトラブルなし。

出逢った人もなし。