100万回生きたねこ | 14番めの月

14番めの月

~~~ 足りないところも愛おしい ~~~

未来の自分が喜ぶことをしよう。

ひろりん

前から観に行きたいと思っていた

ドキュメンタリー映画

「100万回生きたねこ」シネモンド

本日、最終日だったので夕方行ってきた。

 

強風&雨が強くて渋滞。

最初は時間までに到着できないかと思った。

 

場内は1人で観に来られている方が

多かった気がする。

自分と向き合うよい時間になったと思う。

 

絵本の「100万回生きたねこ」は

読んだことがあったけれど

佐野洋子さんのことはよく知らなかった。

 

ガンを患い、余命を宣告されている

佐野洋子さんの最期の日々だけれど

本当に淡々としていらして

「死ぬときゃ死ぬんだから」って。

 

母の

「私、お迎えがきたら逝くわ!」って

潔く言っていたことを思い出した。

 

冒頭に流れたコメント

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わたしは七十になったけど、七十だけってわけじゃないだね。

生まれてから七十までの年を全部持っているんだよ。

だからわたしは七歳のわたしも十二歳のわたしも持っているんだよ。

『あの庭の扉をあけたとき』」

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涙もろいので、もうそこで涙。

目で見えないものってたくさんある。

 

あとは、こどもの頃の話で

絵の上手なお兄さん(11歳で病死)の隣で

お兄さんが描いている絵を見ながら

誇らしげで幸せだったのところも。。。

 

100万回生きたねこは

最後は生き返らなかったね。

それで。。。いいんだね。


14番めの月-ねこ