「歳だから」なんて言えないよ
(C)2023 PARAMOUNT PICTURES
ミッション：インポッシブル
デッドレコニング PART ONE
ロシアで密かに開発され軍事利用の実験が行われていたAIが暴走。世界の脅威となる。その存在を察知したCIA、武器商人が暗躍するなか、IMFのイーサン（トム・クルーズ）はAIの破壊を決意。AIに何かしら関与すると思われる二つの鍵を求め、鍵のひとつを持つとされる元MI-6のイルサ（レベッカ・ファーガソン）との接触を試みる。
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最新作、観てきた〜。求められるものを全部出してくれる超人気コンテンツ。今回も、カーチェイス、バイクスタント、スカイダイブ、屋上バトル…出すわ出すわ。過去作の名場面を彷彿させるアクションの数々。え？ 振り返り？ まとめようとしてる？
トムのイーサンはラストとの噂。「PART ONE」とタイトルにあるので「TWO」がある。つまり次で卒業ということか。いまだに走り飛び走り走る。年齢を感じさせないトムだが、今年61歳。会社員なら定年越えて延長再雇用年齢だもんね．
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前々作あたりからキャスト的に続く展開。「イルサの章」と言ってもいい。くっつきそうでくっつかない二人。本作もそこから始まり、一つの区切りが訪れる。このドラマ部分、直近2〜3作は観ておきたいところ。物忘れ年齢の僕も前作再見しました。
一方、ミッション部分は一見さんでもウェルカム。ラストはピンチを乗り切るもコンプリートには至らず。因縁のあるらしいガブリエル（イーサイ・モラレス）は逃すし、本命AIの真相も不明のまま。「TWO」は約一年後。また見直さなくては（泣）
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前述のとおり61歳のトム。CG全盛のなか「生」にこだわる姿勢はただただ感服。トムが頑張ると「もう歳なんで」と言えなくなるので困る（笑）。プロモーション来日が流れたのは悲しい。感謝は次回作にとっておくとして…ご自愛ください、とだけ。
ファーガソン、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグのチームイーサンは安心感。ヴァネッサ・カービーの続投も嬉しい。新顔はMCUから「キャプテン・アメリカ」のヘイリー・アトウェルと「ガーディアンズ〜」のポム・クレメンティエフが参戦。
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まだ続いてるので、書けないことがたくさんある。興味のある方はぜひ劇場へ…いつもならそう締めるところ。ただ、本作を観ないとトム卒業（と噂）の次作は観れない。何はともあれ「とりあえず観とけば」くらいは言っておきたい。
つなぎに少し冗長感はあったが、長尺160分もあっという間。欲をいえば2作の間隔をもう少し詰めていただくと…、いや、もう作ってくれるだけで満足です。早く来い来い「PART2」♪
DATA
監督・脚本・製作：クリストファー・マッカリー/製作：トム・クルーズ/デヴィッド・エリソン/ジェイク・マイヤーズ/音楽：ローン・バルフ
出演：トム・クルーズ/ヘイリー・アトウェル/ヴィング・レイムス/サイモン・ペッグ/レベッカ・ファーガソン/ヴァネッサ・カービー/ポム・クレメンティエフ/イーサイ・モラレス/シェー・ウィガム/ヘンリー・ツェニー
hiroでした。
