宇多田ヒカルさんの8年ぶりの本格的なツアー「Laughter in the dark」。11月7日、その横浜アリーナ公演に参加しました。

 

 

前日の横浜公演が初日ですので、この日は2日目になります。活動休止前のラストステージが横浜アリーナだったのですね。ここからまた再始動という訳ですね。

 

 

 

 

転売防止の顔認証電子チケットも話題。エントリー時に認証用の顔写真を送信。当選者のマイページに顔写真入りの電子チケットを置く、という寸法です。入場の混乱が不安でしたが、これが信じられないくらいスムーズ。電子チケットにアクセスしてQRコードを読み込み、設置カメラのほうを向くこと2秒ほどで「はいどうぞ~」。

 

グッズの予約販売も導入。当日は受け取るだけという便利さ。興行面でも意味のある公演になったのではないかと。

 

 

 

 

 

定刻を数分回り、あの映画主題歌から始まったライブ。行ってて何なんだけど、行きたくても行けなかった熱狂的ファンには申し訳ないんだけど、実は大ファンというほどでもありませんでした。相方さんの同行の体。ところが…まいりました。

 

 

 

 

セットや演出は極めてシンプル。歌詞も間違え(本人申告)、MCもゆるゆる。なのに歌愛が溢れている。たくさんの人の前で歌える歓喜。それとスタッフ・観客含め周りの人々への感謝。そんな愛が凝縮されてる彼女のパフォーマンス。何度も見せる感極まる表情にこちらの胸も熱くなる。

 

 

 

 

20周年記念でもあるライブは新旧曲が半々。歌っている本人も楽しそう。特にトレーナーとスウェットで登場したアンコールは、アリーナなのに、遠いのに、ハウスパーティで歌ってるような距離感。

 

思うんですよ。演出も歌も演奏もMCも完璧だったら、それは宇多田ヒカルなんだろうか、って。ハウスパーティで歌ってる歌が上手な人。カリスマよりもっと近い存在。違います?

 

宇多田ヒカルは絶対にいい人だと確信。この日から、ファン始めました。はじめましてヒカルさん、これからよろしく。

 

 

 

hiroでした。