85本目(10月31日鑑賞)


広瀬すずにそんなこと言われた日にゃ!
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先生!、、、好きになってもいいですか?

監督:三木孝浩/脚本:岡田麿里/原作:河原和音
出演:広瀬すず/生田斗真/森川葵/竜星涼/比嘉愛未/中村倫也/八木亜希子/森本レオ

高校二年生の響(広瀬すず)は弓道部仲間の千草(森川葵)、浩介(竜星涼)が共に先生に恋してることが不思議でならない。ところがある日、無愛想な世界史教師の伊藤(生田斗真)がふと見せた優しさに惹かれている自分に気付く。

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「好きになってもいいですか?」
「はい」と心の中で答えた方、いるよね?
たっくさんいるよね?

コミック原作と知らずに観た。すず作品ははずせない。そして三木監督は大好き作品が多いので期待も高まる。が、原作の障壁は厚かった。 hiroの苦手なタイプ。

苦手①、恋に青春のすべてをかける高校生。恋もいいが、その時代しかできないことがたくさんある。恋だけなんてもったいない。

苦手②、自分本位。高校生なのに親御さんが絡まないのは不自然。卒業式の後どうする?…その日くらい家族とご飯食べてあげなよ。

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先生さぁ、迷惑だ、魔がさした、って生徒が傷つくだけじゃん。今はダメ、卒業してから考えよう、ではないの? まあ、すずちゃん相手だと悩むのはわかる(笑)。

問題起こして「辞めちゃうの?」とか世間知らなすぎ。評価する側とされる側がそういう関係だと周りが黙ってないでしょ。学校でも会社でも同じ。

事件から卒業までの一年半をスパッと飛ばしたのは尺の都合?せめてクラスに復帰した瞬間、響が成長した瞬間があるとよかった。

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ラストは落ち着くところに落ち着いたので安堵。フワッとした映像も三木監督らしくてよい。響の「へ?」はフワフワした心象の演出だね。苦手ストーリーからはリタイアしてたので、映画のつくりに集中できた(笑)。

あとはもう、すずちゃんだけを見てた気がする。フライトナース比嘉愛未もすずちゃんの破壊力にはかなわず。

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なんだかんだ言っても少女コミックは人気。原作に沿えばこういう作品になる。読者層のローティーン女子は共感できるかもね。スタッフ、キャストの方々もちゃんとお仕事してるので、興味のある方は劇場へ。

ちなみに三木監督は「ソラニン」「陽だまりの彼女」「くちびるに歌を」が大好物。



hiroでした。



脚本5 映像8  音響6 配役7 音楽6
32/50