57本目(7月17日鑑賞)
今年の邦画ナンバーワンじゃね⁉︎
監督・脚本:福田雄一/原作:空知英秋/音楽:瀬川英史
出演:小栗旬/菅田将暉/橋本環奈/柳楽優弥/新井浩文/吉沢亮/早見あかり/ムロツヨシ/長澤まさみ/岡田将生/菜々緒/佐藤二朗/やべきょうすけ/中村有志/もえのあずさ/山田孝之/安田顕/堂本剛/中村勘九郎
幕府は、黒船ならぬ宇宙船で江戸にやってきた宇宙人と戦乱の末に手を結び、廃刀令を公布。「侍」は刀とともにその威厳を失っていった。かつて白夜叉と恐れられた銀時(小栗旬)も今は万屋を営み、ゆるゆると暮らしていた。ある日、刀鍛冶(安田顕)から「盗まれた妖刀を探してくれ」との依頼が来る。
みなさんの記事で福田雄一がギャグの人だということは承知。「銀魂」という素材もギャグ満載であることは下のJK娘からの情報。その娘と二人で観に行った。
きっと、ギャグだらけで抱腹絶倒だろう。きっと、その手の作品はテンポが悪いだろう。ところがだ、ギャグだらけで抱腹絶倒なのにテンポが完璧に小気味よい。
…だけでなく、殺陣や格闘がスピーディー。クライマックスに向けてのスペクタル感も十分。らしさを損なうことなく、それをやってのけた福田監督。お付き合い気分で観て申し訳ない!(謝罪)
坂田銀時…小栗くん史上最もハマる役なのではないか。菅田将暉は「帝一の國」の勢いそのまま。橋本環奈にはスタンディングオベーション。日本アカデミー賞助演女優賞に推すアルよ。中村勘九郎が楽しそうでこちらも嬉しいアル。
柳楽優弥も吉沢亮も長澤まさみも岡田将生も菜々緒も、みんないい。佐藤二朗、ムロツヨシも安定。小栗くんの盟友山田孝之までが参戦。堂本剛くんは回復をお祈りするばかり。新井浩文だけちと重い。
スルーかなー…なんて考えてたバカなhiro。完璧な笑いとほぼ完璧なアクション。それを不自然なくテンポよくまとめた手腕。イャーこれ、完成度が高いんじゃね。誘ってくれた娘に感謝。今度なんか買ってあげなあな。
例によって原作信者の方々が賑わっているらしい。Yahoo!レビューじゃ3点切りだし。…日本史知識は不要。未見未読もノープロブレム。劇場パスならソフト化後でもいい。hiroを信じていただけるなら、ぜひぜひぜひ。
hiroでした。
コメディ映画でハナクソほじって助演女優賞取ったら映画史に残るよね、環奈。
脚本8 映像7 音響7 配役10 音楽8
40/50