45本目（8月10日鑑賞）
ロボアクション、カースタント、クンフー、ドッグファイト…大盛り２時間半
トランスフォーマー ロストエイジ
監督：マイケル・ベイ
製作総指揮：スティーヴン・スピルバーグ/マーク・ヴァーラディアン/ブライアン・ゴールドナー
脚本：アーレン・クルーガー
音楽：スティーブ・ジャブロンスキー
出演：マーク・ウォールバーグ/ニコラ・ペルツ/ジャック・レイナー/T・J・ミラー/スタンリー・トゥッチ/ケイシー・グラマー/タイタス・ウェリヴァー/ソフィア・マイルズ/スー・ユエミン
VC：ピーター・カレン/渡辺謙/ジョン・グッドマン/ジョン・ディマジオ/ロバート・フォックスワース/レノ・ウィルソン/フランク・ウェルカー/マーク・ライアン
機械型異星人メガトロンの地球侵略をオプティマス・プライム（VCピーター・カレン）率いるオートボットの助けにより回避した人類。今や科学者ジョシュア（スタンリー・トゥッチ）によって人造オートボットの生産が可能になり、不要になったオプティマスと仲間たちはハロルド（ケルシー・グラマー）指揮の軍隊に追われる身となる。その裏にはハロルドと異星人ロックダウン（VCマーク・ライアン）との密約があった。
テキサスで廃品回収と発明を生業とするケイド（マーク・ウォールバーグ）は、ある日、映画館の廃品から古びたトラックを発見する。男手ひとつで育てた一人娘テッサ（ニコラ・ペルツ）がガラクタと呼んだトラックが、実は逃走中のオプティマスだと判明。ケイドは故障しているオプティマスを修理すると言い張るが、従業員ルーカス（T・J・ミラー）は賞金欲しさに警察に通報。あっという間に、警察ではなく軍隊が現れ包囲されるがオプティマスが復活。トランスフォームして包囲を脱し、ケイドとテッサ、そして助けに現れたテッサのボーイフレンドのシェーン（ジャック・レイナー）とともに逃走する。
新シリーズのメインになる３人。
シリーズ物の新作が好評を得るのはなかなか大変。さらにキャストの総入れ替えともなれば、ほぼ間違いなく「前の方がいい」となる。そういう先入観や決め付けは嫌いなので、どうしてもこの手の作品甘くなっちゃうんだけど、そういうの抜きにして、なかなか面白いと思うんだけど。
出てくるとホッとするオプティマス。
本作メインが、ラプーフからウォールバーグへと高齢化。さすがにティーン役ではなく、ぬいぐるみの友達もいない父役。シリーズの目玉のひとつである（…と思われる）ブロンドセクシーとのロマンスも残念ながら終焉…しない。そっち担当は、娘役のニコラに移行。やっぱりブロンド、やっぱり美脚、やっぱり裏切らないベイ監督。お相手レイナーは、若くて、マッチョで、ショートヘアで、微妙なぬるさを持つ、こちらもシリーズらしいキャラ。
最近ツボなんです、トゥッチさん。
ウォールバーグは「テッド 」で初対面。先頃は「ローン・サバイバー 」で興奮。たぶん、ラプーフで「若くて輝いてるの～」と感情移入しづらかった部分が解消され、娘を持つ父という設定も手伝って、とてもすんなり受け入れられたと思う。
もう1人注目のオッさんがトゥッチ。最近、すごい頻度で大作の数々に出演。演るキャラ演るキャラが実に個性的。出演歴は割愛。詳しくはWikipediaで。本作非常に重要な役だったので、次作以降もおそらく出演。実に楽しみ！
イケメン・バンブルビー（笑）
いいとこをオプティマスに取られ気味のバンブルビー。いい子ちゃん度は徐々に下がり、結構怒りっぽく。（笑）バンブルビーをモデルに製造された同タイプの人造オートボットのフェイスマスクをかっこいいと思ったか、戦闘時の顔を真似したりしている。オートボットの性格付けも楽しい。サムライ型オートボット・ドリフトの字幕版オリジナルの声を謙さんがやっていたのは知らなかった。
サムライロボ？ VCは謙さんです。
上映後、ディセプティコンのことだと思うけど「仲間なのにどうして一緒に戦わないの？」という会話が耳に入った。話はやや複雑。不要になったオートボットたちが追われるのは理解できても、ディセプティコンの存在を知らないと、オプティマスvsロックダウンvsディセプティコンの三つ巴の構造がわかりにくい。初トランスフォーマーの方には少し不親切。
ディセプティコン？
少々の不親切はあるけど、差し引いて余りある映像、音楽、音響はさすが。まさにここがシリーズの目玉。前作「ダークサイド・ムーン」をIMAX3Dで鑑賞したのに倣い、今回もIMAX3Dでの鑑賞。うん、間違いない。絶対、IMAX3Dの似合う映画だと思う。迫力の音響とビートの効いた音楽は、可能な限りの良質空間での体験がオススメです。
シリーズお約束のセクシーブロンド♡
予告編では、主題曲、前シリーズ同様、リンキンパークかと思ったけど、違ったのは残念。まぁ、雰囲気は掴んでたので良しとするか。
予告編では、主題曲、前シリーズ同様、リンキンパークかと思ったけど、違ったのは残念。まぁ、雰囲気は掴んでたので良しとするか。
多少の減点要素はあるけど、大筋合格点なのでは。若いラプーフがいいか、オッさんウォールバーグがいいか、好みの問題だと思うけどね。
hiroでした。
脚本６ 映像８ 音響９ 配役７ 他（音楽）９
計３９/５０