( 最近、あまり進展していないような気がしますが……(-_-;)、
いつも読んでいただき、まことにありがとうございます。
いいね、コメント、ぺた、感謝しています!)
なかなか彼の本心を聞けない僕。
この想いを伝えたいのに……!
恋に鈍感な人?
ある日、僕が仕事場で作業をしていると、同僚のベテランの女性が話しかけてきました。
「あんたたち、仲よさそうだよね」
「え? 誰がですか?」
「あんたと○○さん(彼)のことよ」
「そ、そうですか?」
――この前、年下の女性からも言われたよなぁ。
「肩揉んでますよね?」って……。
あの時はごまかせたけど、もうみんな気付くくらいに、僕のアプローチはばれてるのだろうか。
”僕が同性が好き”とまでは、ばれてないとは思うけど……。
「あの人、あんたのこと、”好き”なんだと思うよ」
えっ? (ドキッ! )
「そうですかねぇ~ 」 (平静を装い、僕は答えるw)
「そうやちゃ~」 (←方言ですw)
――彼は僕のことが好き? そうなの? 鈍感だったのは僕?
彼からはまったくアプローチはないんだけど。
というか、今の”好き”は、そういう意味じゃなくて、友達として、
仲のよい同僚として、好きということだよなぁ。
でも……、嬉しい (内心では、ニンマリ) (〃∇〃)
彼の気持ちを確かめたかった僕は、第三者に言われて、少し嬉しかったのです。たぶん。
たしかに、彼は嫌いな人とは話もしないような性格だから、
僕のことは嫌いではないと思うけど……。
しばらくして、朝、朝礼の部屋にみんなが集まっている時のこと。
「ヒロピーさぁ~ん。この新製品、知ってます?」
のそのそと居室へ入ってきた彼。入って来るなり、いきなり、
彼はデジカメの新製品の話を僕にし始めた。
嬉しそうに、手に持っていたデジカメの広告を僕に見せ、
いつもと変わらない子供っぽい声で、笑いながら。
朝礼前で、少し静かだった部屋に彼の声が響き、
いくつかの視線が、僕たちへ向けられる。
「ん? 何……?」
僕はいつもよりも声のトーンを落とし、囁くように、そして、そっけない感じで答える。
僕は、自分の心をギュッと抑えつけていました。
笑顔になろうとする自分を、抑えてました。
――彼と仲良く話しているところを見られると、また怪しまれる。
しかも、こんなに注目を浴びる場所で。
彼は僕の気持ちも知らずに、話し続けている。
――彼は何も気にならないのだろうか。
やっぱり、彼は鈍感なのだろうか。
それとも、僕が臆病なだけなの……
でも、そういう、あっけらかんとした様子が、いつもの彼らしい。
――好き……♡ だけど……! 今は……だめっっ!!
(お前は、女子か! みたいなw)
僕は適当に彼との話を切り上げ、何事もなかったように振る舞う。
本当は、もっと親しく話してあげたかった僕がいました。
ごめんね……。
大声で宣言できたらいいのに。 彼にも、みんなにも。
「僕は彼のことが大好きです!
好きで好きでたまりません!!」
はぁ、言いたい。……けど、言えない!(またそれかw)
続いてしまうのですっ。
※今回は、僕の心理描写でしたね。(^_^;)
本当は、二人で仲のよい所を見せたい、見てもらいたいという気持ちはあったと思いますが、見せてはいけないという気持ちが強かったのです。
セクマイに特有なのでしょうか? 悩ましい葛藤ですね♪